Bricscadユーザーファイル

Bricscadでのそれぞれのユーザの選択は特定のフォルダに保存されます。それをLocal root フォルダ とRoamable root フォルダと呼びます。

ローカルルート フォルダにはTemplate というフォルダがありユーザの図面テンプレートなどが保存されています。

ログインユーザ毎のルートフォルダ フォルダには以下の三つのサブフォルダがあります：

• plotconfig ：印刷設定ファイル(*.pc3)が保存されています。

• plotstyles ：印刷スタイルテーブルファイルの名前付け方式(*.stb)と色依存方式(*.ctb)が保存されています。

• support ：ハッチパターンファイル(*.pat)、線分スタイルファイル(*.lin)、エイリアスファイル(*.pgp)、ユニットファイル(*.unt)とユーザインターフェースファイル(*.cui)などが保存されています。

Bricscad ユーザファイルマネージャー

ソフトウェアを更新して初めてBricscadを起動する時、User Data Cacheフォルダ(C:\Program Files\Bricsys\Bricscad\UserDataCache)の内容がカレントユーザのローカルルート フォルダとログインユーザ毎のルート フォルダの内容が比較されます。それらのフォルダに入っているファイルがカスタマイズされている場合、User Data Cacheフォルダに入っているファイルがそれらのファイルより新しければ、Bricscadユーザファイル管理が起動され、更新したファイルで上書きするか上書きコピーはしないかのいずれかを聞かれます。

1. 以下のいずれかを実行:

2. ファイルリストからファイルを選択しはいをクリックして上書きします。あるいはいいえをクリックして元のファイルを保持します。
   リストにあるすべてのファイルについて同じ作業を繰り返します。

3. すべてはいをクリックしてすべてのファイルをBricscadの新しいファイルに更新します。

4. コピーを中止をクリックして元のファイルを保持します。

2. 更新しなかったファイルがあった場合、警告でファイルリストの中にそれらのファイルが表示されます。
   以下のいずれを実行します：

3. 後ほど更新する場合は、はい をクリックします。
   この場合は、次回Bricscadが起動される時に同じ動作をします。

4. 次回から、この警告が必要ない場合は、いいえをクリックします。