図形の尺度変更

コマンド: SCALE

尺度変更コマンドは基点から相対的に選択セットのサイズを変更します。 尺度係数は、基点と長さの選択またはコマンドラインに入力した尺度係数によって指定できます。 また、尺度係数は基点に関連して定義されます。 例えば、基準尺度係数が 2で、新しい尺度が 3の場合、新しいサイズは元の2分の3になります。 基準尺度と新しい尺度は図面上で定義することもできます。

グリップ編集コマンドのコピーオプションは並列複写で図形を引く、移動、回転、鏡像または尺度で図形を作成することを認めています。

選択セットを尺度変更する

1. 以下のいずれかを実行:

2. 修正メニューの尺度変更を選択します。

3. コマンドバーにscaleまたはSC と入力します。

4. コマンドバーにscaleまたはSC と入力します。

コマンドバー：尺度変更する図形を選択：

2. 図形を選択し、右クリックします。またはEnterキーを押します。
   コマンドバーメッセージ：基準点：

3. 尺度変更のための基点を指定します。
   選択セットが動的に尺度変更されます。
   コマンドバーメッセージ：基本尺度(B)/＜尺度＞：

4. コマンドバーに尺度係数を入力しEnterキーを押します。
   選択セットの尺度が変更されます。

基準尺度を使用する図形の尺度を変更する

1. 図形を選択します。

2. 以下のいずれかを実行:

3. 修正ツールバーの尺度変更ボタン()をクリックします。

4. コマンドバーにscaleまたはSC と入力します。

5. コマンドバーにscaleまたはSC と入力します。

コマンドバー: 基準点:

3. 基点(1).を指定します。
   コマンドバーメッセージ：基本尺度(B)/＜尺度＞：
   

4. プロンプトメニューの基点を選択、またはBと入力しEnterを押します。
   コマンドバーメッセージ：参照する長さ(基準尺度) <1>：

5. 点１をクリックします。それから基準尺度を定義するため点２をクリックします。
   5角形が動的に尺度変更されます。

6. 点3 をクリックします。.
   5角形のエッジが正方形の辺と等しくなります。