BricsCADを開始する時、引数やスイッチを追加することができます。例: コマンドラインに"bricscad.exe MyDrawing.dwg"を入力すると、BricsCADアプリケーションが起動しMyDrawing.dwgをロードします。また、"bricscad.exe /P MyProfile"と入力すると、ユーザープロファイルのMYProfileを使ってBricsCADをロードします。
"/P MyProfile"はコマンドラインスイッチと呼ばれています。スラッシュまたはハイフンのどちらかがスイッチに先行します。例: "-P MyProfile"でも動作します。スペースは任意です。例: "/PMyProfile"で動作し、スイッチ文字は大文字と小文字を区別しません。例: "-p MyProfile"でも問題ありません。
スイッチ |
説明 |
/P [ユーザープロファイル名] |
/P オプション無しで BricsCAD を再起動したときは最後のユーザプロファイルが使用されます (カレントのユーザプロファイル)。このプロファイルは、必ずしもデフォルトのプロファイルである必要はありません。 /Pオプションで指定されているユーザープロファイルがスタート時に存在しない場合、新規の空のユーザープロファイルがその名前で作成されます。 /P引数が.argファイルの場合、初回起動時に.argファイルはプロファイル設定を初期化するために使用されます (特定のプロファイルでBricsCADを開始するをご覧下さい)。 |
/B [スクリプトファイル名.scr] |
起動時にスクリプトを実行します。 |
/L |
スタートのスプラッシュスクリーンを非表示にします。 |
/LD [アプリケーション.arx/brx/drx] |
アプリケーションをロードします。 |
/S [パス] |
SRCHPATHシステム変数を再定義します。例: Bricscad.exe /S C:\BricsCAD\ |
/T [テンプレートファイル名] |
指定されたテンプレート図面に基づき新規図面を作成します。 |
regserver unregserver |
BricsCAD COMを登録/登録取り消しを行います。これらの引数は先頭に"/".を付けて使用することはできません。 |
注意 |
|
これらのスイッチ以外では、BricsCADはコマンドライン引数としてファイル名をサポートしています。
サポートファイル種別は以下です:
DWG - 図面読み込みの為に
DXF - 図面読み込みの為に
SCR - スクリプト読み込みの為に
LSP - LISPプログラム読み込みの為に
DLL - ADS/SDS あるいは DRX/ARX プログラム読み込みの為に
SLD - スライドファイル読み込みの為に
MNU - メニューファイル読み込みの為に
CUI - メニューファイル読み込みの為に
GETSTARTED をオンに設定してBricsCADを起動させると起動ダイアログが表示され、ワークスペースを選択して新しい図面を作成したり、既存の図面を開くことができます。
© Bricsys NV. All rights reserved. |