Offset [オフセット]

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2D線図形、3Dソリッド面および検出された境界の平行なコピーを作成します。

コマンドへのアクセス

コマンド入力 :  offset

エイリアス :  o

メニューバー:  修正 | オフセット

ツールバー:  修正 |

クワッド: 2D 編集 |

 

: offset

コマンドバーの表示:

オフセット距離を入力、または [通過点(T)/削除(E)/画層(L)] <20.0>: (距離を入力するか、オプションを選択します。)

図形/サブ図形を選択、または [終了(E)] <終了>: (図形を1つ選択します。)

平行コピーの側を選択、または [両側(B)/連続(M)]: (1点を指定するか、オプションを選択します。)

図形/サブ図形を選択、または [元に戻す(U)/終了(E)] <終了>: (別の図形を選択するか、U と入力して直前の平行コピーを元に戻すか、Enterを押してこのコマンドを終了します。)

 

システム変数OFFSETGAPTYPE はポリラインのオフセットについてギャップの扱いを制御します。

コマンドオプション

オプション

説明

距離

元の図形とそれの平行したコピーの間の距離を指定します。

以下のいずれかを実行して距離を規定します。

  • Enterを押して現在の距離を承認します。

  • 数値を入力します。

  • 図面で2点指定します。

OFFSETDIST システム変数にオフセット距離を保存します。

削除(E)

元の図形を削除します。 このオプションは、OFFSETERASEシステム変数を変更します。

OFFSETERASE のステータスは図面ごとに記憶されます。

OFFSETERASEの設定は、再度開いた図面では保存されません。

通過点(T)

ポイントを指示してオフセット距離を指定します。

「平行したコピーのための側」をポイントで指示すると、選択した点はオフセット距離を指定します。

図形を選択

平行したコピーを作る図形を選択します。

図形は一つだけ選択できます; さらに図形をオフセットできるようにコマンドは自動で繰り返します。

"Enter"または"Esc"を押すとコマンドは終了します。

平行コピーの側

(平行の)オフセットコピーする辺を指定します。

通過点オプションを選んだ場合は、選択した点はオフセット距離を指定します。

両側(B)

 

既存の図形の両側にオフセットコピーします。

画層(L)

オフセット図形の画層を選択しますか? [カレント(C)/元(S)] <元>:

オプションの選択:

  • カレント: 現在の画層にオフセットを作成します。
  • : 元図形の画層にオフセットを作成します。

元に戻す(U)

前回のオフセット操作をアンドゥします。

OFFSETGAPTYPE

OFFSETGAPTYPE システム変数は、ポリラインの隙間をどのようにうめるかを設定します。

左: OFFSETGAPTYPE=0: ポリラインセグメントは、間隔を埋めるために拡張されます。
中央: OFFSETGAPTYPE=1: フィレット間隔 (円弧セグメントの半径はオフセット距離に等しい)
右: OFFSETGAPTYPE=2: 面取り間隔 (面取りの垂直距離はオフセット距離に等しい)

 

 

クワッドを使用

 

SELECTIONMODES システム変数で面を選択は設定されます。

ソリッドの面のオフセット

SELECTIONMODES システム変数で検出された境界を選択は設定されます。

2つの正方形で検出された重複した境界のオフセット:

ソリッドの面上で検出された境界のオフセット:

 

手順

指定された距離で平行コピーを作成

通過点で平行コピーを作成

3Dソリッドエッジの並列コピーを作成します。

3Dソリッド面の並列コピーを作成します。

検出された境界の並列コピーを作成します。

関連コマンド

Copy - 図形のコピーを作成します。

 


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