SmReliefCreate [リリーフを作成]

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適切なコーナーリリーフやベンドリリーフを作成します。

コーナーリリーフは、3つ以上の隣接するフランジを持つコーナーに作成されます。ベンドリリーフは、フランジエッジの始点と終点に作成されます。

このコマンドは、所定のベンドにリリーフを作成する必要があるかどうか自動的に判断します。リリーフのサイズは、図面の板金設定から自動選択されるか(デフォルト設定)、またはサイズ値を入力することができます。所定のベンドにベンドリリーフを強制的に作成するには、リリーフを作成するベンドの面を選択する必要があります。この場合、コマンドがベンドリリーフを作成する必要はない(材料の衝突や伸長が検出されない)と判断しても、ベンドリリーフが作成されます。

バージョン 18 から、このコマンドでは間違ったベンドにもリリーフが作成されるようになりました。

コマンドへのアクセス

コマンド入力: smreliefcreate

メニューバー: 板金 | リリーフを作成

ツールバー: 板金 |

リボン: 板金 | 修正 |

 

: smreliefcreate

コマンドバーの表示:

ハードエッジ、ベンド面、フランジ面、3Dソリッドを選択 [モデル全体(E)] <モデル全体>: (要素を選択します。)

コーナーリリーフの他のハードエッジかベンド面を選択/ <現在の選択で実行>: (他の要素を選択するか、右クリックして現在選択している要素にコマンドを実行します。)

ベンド半径係数によるリリーフサイズを入力、または [設定(S)/自動(A)] <自動>:  (数値を入力するか、オプションを選択します。)

コマンドオプション

オプション

説明

モデル全体(E)

モデル内全体のすべてのハードエッジ、曲がりや角のリリーフを作成します。

設定(S)

コマンド設定にアクセスできます。

コマンドバーの表示:

ベンドリリーフを強制 [オン(ON)/オフ(OFF)/戻る(B)] <戻る>:

  • オン: 強制的にベンドリリーフを作成します。直交する側面がないベンドであれば、ベンドリリーフが作成されます。

  • オフ: ティアエッジが検出された場合のみベンドリリーフが作成されます。

  • 戻る: デフォルトのコマンドプロンプトに戻ります。

自動(A)

コマンドはベンド半径を自動検出し、これに応じてリリーフサイズを調整します。

手順

欠落しているリリーフを作成する

関連コマンド

SmBendCreate - ハードエッジ(フランジの面と面の間のシャープエッジ)やジャンクションをベンドに変換します。

SmConvert - 3Dソリッドのフランジ、ベンド、ロフト化ベンドを自動認識します。

SmDelete - 2つのフランジ間のハードエッジを復元することでベンドやジャンクションを削除します。また、フランジとこれに隣接するすべてのベンドを削除します。隣接するフランジは、削除されるフランジとの接合部まで延長されます。フィーチャーによって切断されている幾何図形を復元することでマイター(留め継ぎ)を削除します。

SmDissolve - 選択した面や図形から板金データを削除します。

SmFlangeEdge - 既存フランジの1つまたは複数のエッジを引張ることで、板金部品に1つまたは複数のフランジを作成します。

SmFlangeSplit - フランジ面に描いた線分に沿ってフランジを分割します。

SmJunctionCreate - ハードエッジ(フランジの面と面の間のシャープエッジ)やベンドをジャンクションに変換します。


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