-XRef 【外部参照】 

Bricscad (Windows) Classic、Pro、Bricscad (Linux) Classic で動作します

コマンドバーより、図面ファイルへの外部参照をコントロールします。 ("external reference"の略)

コマンドへのアクセス

コマンド入力 :  -xref

エイリアス :  -xr

 

: -xref

コマンドプロンプト:

外部参照:  ?=一覧/バインド(B)/デタッチ(D)/パス(P)/再ロード(R)/ロード解除(U)/オーバーレイ(O)/<アタッチ>: (オプションを指定、またはEnterを押して図面にアタッチします。)

ダイアログボックスを表示します:

DWG ファイルを選択して、開くボタンをクリックします。

 

コマンドプロンプト:  (詳しくは、-Insert コマンドを参照してください)

ブロック挿入点:(挿入点を指定するか、X,Y 座標を入力します)

コーナー(C)/XYZ/X尺度(X)<1.000000>:(尺度の値を指定するか、オプションを入力 または、Enterキーを押してデフォルトを適用します)

Y-方向の尺度:<Y=X(1.000000)>:(尺度の値を指定するか、Enterキーを押してデフォルトを適用します)

回転角度<0>: (角度を入力するか、Enterキーを押してデフォルトを適用します)

コマンドオプション

オプション

説明

一覧(?)

現在の図面にアタッチされている外部参照の名前とタイプとパス、および外部参照数を一覧表示します。プロンプト:

外部参照一覧<* はすべて> - Enterキーを押してすべての外部参照情報をひょうじするか、外部参照名を入力して特定の外部参照情報を表示します。

例プロンプト:

外部参照名前                         外部参照タイプ    パス

----------------------         ---------    ----------

"XREF1"                             付属       d:\CAD\dwg\XREF1\.DWG

全ての外部参照: 1

 

全リストを表示するには、F2キーを押してプロンプトウィンドウを開きます。詳しくは、TextScr コマンドを参照してください。

バインド(B)

バインドする外部参照の変更について

外部参照 = ON (挿入)の場合: 外部参照をブロックに変更します:プロンプト

ブロックに変換する外部参照図面 - 1つ以上の外部参照の名前を入力します。

複数の場合は、コンマで名前を区切ります。

外部参照 = OFF (古いものを結合)の場合: 外部参照を結合します。; 図面に外部参照を作成します。;
プロンプト:

バインドする外部参照図面名 - 1つ以上の外部参照名を入力します。

複数の場合は、コンマで名前を区切ります。

挿入

外部参照をブロックに変更します;
プロンプト:

外部参照をブロックに変更します;
プロンプト:

ブロックに変換する外部参照図面 - 1つ以上の外部参照の名前を入力します。

複数の場合は、コンマで名前を区切ります。

デタッチ(D)

現在の図面から外部参照のアタッチを取り除き指定した外部参照の全コピーを削除し、その外部参照定義に削除マークをつけます。;
プロンプト:

除外する外部参照図面 - 1つ以上の外部参照の名前を入力します。

複数の場合は、コンマで名前を区切ります。

除外した外部参照は、図面から取り外さられると表示されません。

再アタッチするには、アタッチ(A)オプションを使用します。

パス(P)

特定の外部参照につけられているパス名の表示と編集を行ないます。;
プロンプト: 

パスを変更する外部参照図面 - 1つ以上の外部参照の名前を入力します。

新しい位置 - 外部参照名 - ダイアログボックスを表示します。

新しいパスを選択して、開くボタンをクリックします。

コンマで複数の名前を切り離します。  外部参照の新しい位置のダイアログボックスは指定した外部参照ごとに繰り返します。

パスが正しくない場合は、外部参照を表示することができません。

ソースDWGファイルが異なったフォルダーか別のコンピュータに存在するとき、このオプションを使用します。

再ロード(R)

ソースDWGファイルから外部参照を再ロードします。;
プロンプト:

再ロードする外部参照図面名 - 1つ以上の外部参照の名前を入力します。

外部参照が最後にロードされた時からDWGファイルが変更されたかどうかに関係なく、Bricscadは警告します:

-- 外部参照を再ロードします XREF 1: d:\CAD\XDWG\ --

外部参照 XREF 1 がロードされません。

1 外部参照 更新しました。

複数の場合は、コンマで名前を区切ります。

オリジナルのDWGファイルが変更されたとき、更新された図面を見たい場合このオプションを使用しします。

ロード解除(U)

図面から外部参照のロードを解除します。

解除する外部参照図面名 - 1つ以上の外部参照の名前を入力します。

Bricscadは、ロード解除した外部参照を報告します。

-- 外部参照 XREF2: d:\CAD\XREF2.DWG --

XREF2 がロード解除されます。

複数の場合は、コンマで名前を区切ります。

このオプションはソースDWGファイルとの関連を保って、図面の中の外部参照の表示を隠します。

オーバーレイ(O)

このオプションは、現在の図面に外部参照を上書きします。;オーバーレイファイルを選択のダイアログを表示します。

DWG ファイルを選択して、開くボタンをクリックします。

プロンプト:

ブロック挿入点 - 点を指定するか、X,Y座標を入力します。

コーナー(C)/XYZ/X尺度(X) - (尺度の値を指定するか、オプションを入力 または、Enterキーを押してデフォルトを適用します)

Y - 方向の尺度:  <Y=X> - (Yの尺度の値を指定するか、Enterキーを押してデフォルトを適用します)

回転角度<0>: (角度を入力するか、Enterキーを押してデフォルトを適用します)

詳しくは、Insert コマンドを参照してください。

アタッチ

現在の図面に、外部参照ををアタッチします。 アタッチするファイルを選択のダイアログを表示します。

DWG ファイルを選択して、開くボタンをクリックします。

プロンプト:

ブロック挿入点 - 点を指定するか、X,Y座標を入力します。

コーナー(C)/XYZ/X尺度(X) - (尺度の値を指定するか、オプションを入力 または、Enterキーを押してデフォルトを適用します)

Y - 方向の尺度:  <Y=X> - (Yの尺度の値を指定するか、Enterキーを押してデフォルトを適用します)

回転角度<0>: (角度を入力するか、Enterキーを押してデフォルトを適用します)

詳しくは、Insert コマンドを参照してください。

 

オーバーレイアタッチは、操作方法が同じですが、外部参照自体が持つ外部参照を扱う方法は異なります。

グリップ編集

外部参照は、グリップをドラッグすると直接編集することができます。

  1. 外部参照を選択すると、挿入点に一つのグリップが表示されます。

  2. 外部参照図形を移動するには、グリップをドラッグします。

関連コマンド

XRef - 図面エクスプローラより、図面内に外部参照図形をアタッチしたり、コントロールします。

XAttach - ダイアログボックスより外部参照図形をアタッチします。

XClip - 図面外部参照をクリップします。

Insert - ブロック図形を図面を挿入します。


Bricscad™ is commercialized by Bricsys NV. Bricsys NV and Vondle NV are fully owned subsidiaries of Menhirs NV. Copyright © 2001- Menhirs NV - All rights reserved.