-Layer 【画層設定】

BricsCAD (Windows) Classic、Pro、Platinumと、BricsCAD (Linux) Classic、Pro、Platinumで動作します。

コマンドバーから画層を作成したり、その画層のプロパティを変更や削除を行ないます。

コマンドへのアクセス

コマンド入力 :  -layer

エイリアス :  -la

ステータスバー:  0

 

 

: -layer

コマンドプロンプト:

画層: 一覧(?)/新規(N)/作成(M)/設定(S)/色(C)/線種(L)/線の太さ(LW)/印刷(P)/状態(A)/オン(ON)/オフ(OFF)/フリーズ(F)/フリーズ解除(T)/ロック(LO)/ロック解除(U): (オプションを入力します)

 

プロンプトでEnterキーを押すまでこのコマンドを繰り返します。

コマンドオプション

オプション

説明

一覧(?)

現在の図面で画層名のリストを表示します。

新規(N)

新しい画層を作成します;プロンプト

新規画層名 - 1つまたは複数の画層名を入力します。

複数の新しい画層を同時に作成するためには、カンマで名前を区切ります。

doors,windows,walls

作成(M)

新しい画層を作成して、現在画層に設定します。プロンプト;

新規に作成し現在層にする画層名 - 画層名を入力します。

このオプションは新規と設定オプションを組み合わせます。

設定(S)

現在の画層を設定します;プロンプト

現在層にする画層名 - 画層名を入力します。

色(C)

画層の色を変更します;プロンプト

- 数または名前で色を指定します。詳しくは、Color(色)コマンドを参照してください。

画層を指定した色に設定します。
適用する画層;同時に複数の画層に設定するにはカンマで名前を区切ります。

線種(L)

画層の線種を変更します;プロンプト

線種: ?=一覧/<Continuous> - オプションを入力します。

詳しくは、 Linetype と -Linetype コマンドを参照してください。

一覧(?)

現在の図面で線種名のリストが定義されます。

<Continuous>

画層へ割り当てる為に線種の名前を指定します。

線種のための画層名

適用する画層;同時に複数の画層に設定するにはカンマで名前を区切ります。

 

線の太さ(LW)

画層の線の太さを変更します;プロンプト

線の太さを入力します (0.00 - 2.11mm) - 数字を入力します。

線の太さ (0.00 - 2.11mm)

線の太さを指示します。

無効な線の太さを入力した場合、BricsCADは最も近い有効な太さのものを代用します。

線の太さを適用する画層

適用する画層;同時に複数の画層に設定するにはカンマで名前を区切ります。

 

印刷(P)

画層のプロットステータスを変更します。(印刷または印刷しない);コマンドプロンプト

印刷するかどうかを指定します [印刷(P)/No] <印刷> - オプションを入力します。

印刷するかどうかを指定します

印刷と印刷しないの設定を切り替えます。

印刷させる画層名を入力

適用する画層;同時に複数の画層に設定するにはカンマで名前を区切ります。

 

状態(A)

画層状態を作成、編集、名前の変更、呼び出し、削除、インポートとエクスポートします。

オプションを入力します: 一覧(?)/保存(S)/呼出(R)/編集(E)/名前の変更(N)/削除(D)/読込(I)/書出(EX) - オプションを入力します。

一覧(?)

プロンプト履歴ウィンドウで、保存された画層状態のリストとこれらの説明を表示します。

保存(S)

カレントの画層状態を保存します。以下をプロンプトします:

新規画層状態の名前を入力します - 名前を入力します

変更する状態を入力します [オン(O)/フリーズ(F)/ロック(L)/色(C)/線種(T)/線の太さ(W)/印刷スタイル(S)/印刷(P)/新規(N)] - 全状態がデフォルトではオンです。状態を入力し、カレント設定切り替えます。

別のオプションを入力するか、もしくはEnterを押して新規の画層状態を作成します。

呼出(R)

保存された画層状態を呼び出します。以下をプロンプトします:

読み込みしたい画層状態を入力、または[?] - 保存された画層状態の名前を入力するか、もしくは ? を入力して保存された画層状態をリストアップします。

編集(E)

保存された画層状態を編集します。以下をプロンプトします:

編集したい画層状態を入力、または [?] - 保存された画層状態の名前を入力するか、もしくは ? を入力して保存された画層状態をリストアップします。

変更する状態を入力します [オン(O)/フリーズ(F)/ロック(L)/色(C)/線種(T)/線の太さ(W)/印刷スタイル(S)/印刷(P)/新規(N)] - 全ての状態のカレント設定がリストアップされています。状態を入力してカレント設定を切り替えます。

別のオプションを入力するか、もしくはEnterを押して新規の画層状態を作成します。

名前の変更(N)

保存された画層状態の名前を変更します。以下をプロンプトします:

編集したい画層状態を入力、または [?] - 保存された画層状態の名前を入力するか、もしくは ? を入力して保存された画層状態をリストアップします。

新規名を入力します - 選択された画層状態の新規名を入力します。

削除(D)

保存された画層状態を削除します。以下をプロンプトします:

編集したい画層状態を入力、または [?] - 保存された画層状態の名前を入力するか、もしくは ? を入力して保存された画層状態をリストアップします。

読込(I)

ファイルからカレント図面に画層状態をインポートします。ファイルダイアログを表示します:

画層状態ファイル (*.las) を選択し、開くボタンを押します。

書出(EX)

カレント図面の保存された画層状態をがそう状態ファイル (*.las) にエクスポートします。以下をプロンプトします:

編集したい画層状態を入力、または [?] - 保存された画層状態の名前を入力するか、もしくは ? を入力して保存された画層状態をリストアップします。

ファイルダイアログを表示します:

  • (オプション) フォルダーを選択します。

  • ファイル名フィールドで画層状態ファイルの名前を入力し、保存ボタンを押します。

オン(ON)

画層をオンにします; 以下をプロンプトします:

表示ONにする画層 - 画層名を指定します; コンマで画層名を区切ります。

このオプションはオフ(OFF)オプションの補完です。

オフ(OFF)

画層をオフにします; 以下をプロンプトします:

表示ONにする画層 - 画層名を指定します; コンマで画層名を区切ります。

画層がオフの時、ビュー非表示にされます。

これらの画層の図形は、BricsCADが図面範囲を計算する時に含まれます。

カレント画層をオフにしようとする時、BricsCADは以下のようにプロンプトします:

画層はカレント画層ですオフにしますか? <N> - Y か Nを入力します。

このオプションはフリーズオプションに置き換えられました。

フリーズ(F)

画層をフリーズします。以下をプロンプトします:

フリーズする画層 - 画層名を指定します; コンマで画層名を区切ります。

画層をフリーズする時、これらの画層はビューから表示になり編集もできません。

これらの画層上の図形は、BricsCADが図面範囲を計算する際に含まれません。

カレント画層はフリーズできません; BricsCADは以下のように警告します:

画層はカレント画層です。フリーズできません。

フリーズ解除(T)

フリーズされた画層を解除します; 以下のようにプロンプトします:

フリーズ解除する画層 - 画層名を指定します; コンマで画層名を区切ります。

このオプションはフリーズオプションの補完です。

ロック(LO)

画層をロックします; 以下のようにプロンプトします:

ロックする画層 - 画層名を指定します; コンマで画層名を区切ります。

画層をロックする時、これらの画層上の図形は表示されていますが編集できません。

カレント画層をロックできます。

ロック解除(U)

ロックされた画層を解除します; 以下のようにプロンプトします:

ロック解除する画層 - 画層名を指定します; コンマで画層名を区切ります。

このオプションはロックオプションの補完です。

ステータスバー メニュー

O をショートカットメニューとしてステータスバーで右クリックします:

    

ショートカット メニュー

説明

0,

その他

現在の画層を選択します。

図面に画層を追加する、その名前がここに表示されます。

プロパティ

 

図面エクスプローラの画層セクションを開きます。詳しくは、Layer コマンドを参照してください。

関連コマンド

Layer - 図面エクスプローラでプロパティを変更したり、画層の新規作成をします。

LayerState - 画層の状態を保存して元に戻します。

LayMCur - 選択した図形にワークしている画層を変更します。

LayFrz - 選択した図形を関連する画層をフリーズします。

LayThw - 全てフリーズ画層を解凍します。

LayIso - 選択した図形と関連する画層を孤立します。

LayLck - 選択した図形と関連する画層をロックします。

LayUlk - 選択した図形と関連する画層をロック解除します。

LayOff - 選択した図形と関連する画層をオフにします。

LayOn - オフの画層をオンにします。


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