DmDeformPoint [ポイントを移動]

BricsCAD (Windows) PlatinumBricsCAD (Mac) PlatinumBricsCAD (Linux) Platinum

 

領域や3Dソリッド/サーフェス上にある点を任意の3D方向に移動することで、それらを変形させます。選択された面はスムーズに変形します。面の間にG1またはG2の連続性がある場合は、変形後に保存されます。

コマンドへのアクセス

コマンド入力:  dmdeformpoint

メニューバー:  モデル | ダイレクトモデリング | 変形 | ポイントを移動

ツールバー:  ダイレクトモデリング |

 

: dmdeformpoint

コマンドバーの表示:

3Dソリッドの面、サーフェスのいずれかを選択:  (3Dソリッドの面、サーフェス、リージョンのいずれかを選択します。)

セット内の図形: 1

3Dソリッドの面、サーフェスのいずれかを選択:  (同じ3Dソリッドの繋がっている面を選択するか、Enterを押します。)

変形点を指示、または [パラメータ(P)] <デフォルト点を使用>:  (ポイントを指定するか、Enterを押してデフォルト点を承認します。)

選択した図形は、変形点の面法線方向に向かってダイナミックに変形します。

変形値を指示、または [変形点(T)/方向(D)/基点(B)]:  (ポイントを指定するか、値を入力します。)

コマンドオプション

オプション

説明

パラメータ(P)

コマンドバーの表示:

パラメータを変更 [アルファ(A)/ベータ(B)/ガンマ(G)/デルタ(D)] <実行>:

  • アルファ: 伸長抵抗を指定します。3つの値で表すことのできる2階テンソルです。各値は必ず0または正の値にしてください。

  • アルファU:U方向性

  • アルファV:V方向性

  • アルファシータ:サーフェスのUとV主方向と材料プロパティの方向間の角度。

  • ベータ: 曲げ抵抗を指定します。アルファと同様、ベータもベータu、ベータv、ベータシータの3つの値で定義します。各値は必ず0または正の値にしてください。

  • ガンマ: 曲げ変化率に対する抵抗を指定します。この値は、必ず0または正の値にしてください。

  • デルタ: デフォルト形状からの逸脱に対する抵抗を指定します。この値は、必ず0または正の値にしてください。

変形点(T)

コマンドバーの表示:

変形点を指示:

1点を指定します。

図形は、指定された点に向かって変形します。

方向(D)

コマンドバーの表示:

軸図形を選択、または、方向を定義 [2点(2P)/X軸/Y軸/Z軸] <2点>:

オプションを選択するか、2点を指定し、Enter押して押し出し方向を定義します。

選択した図形は、指定した方向にダイナミックに変形します。

コマンドバーの表示:

変形値を指示、または、[変形点(T)/方向(D)/基点(B)]:

ポイントを指定するか、値を入力するか、オプションを選択します。

基点(B)

コマンドバーの表示:

新しい変形点を指示:

1点を指定します。

コマンドバーの表示:

変形値を指示、または、[変形点(T)/方向(D)/基点(B)]:

ポイントを指定するか、値を入力するか、オプションを選択します。

関連コマンド

dmDeformCurve - エッジを所定の曲線に置換することで、3Dソリッド/サーフェスの1つまたは繋がっている複数の面を変形します。

dmDeformMove - エッジを移動または回転することで、3Dソリッド/サーフェスの1つまたは繋がっている複数の面を変形します。

dmTwist - 軸周りの2点によって定義される部分をツイストさせることで、3Dソリッド、サーフェス、リージョンを編集します。

 

 


© Bricsys NV. All rights reserved.