1つまたは複数の図形を選択します。後で図形を直前の選択セットに入れることができます。
コマンドへのアクセス
コマンド入力 : select
ショートカット : Ctrl+A 非凍結の画層ですべての図形を選択します。
: select
コマンドバーの表示:
セットに含める図形を選択: (複数の図形を選択するか、Enterキーを押してコマンドを終了します)
セットに含める図形を選択: (複数の図形を選択するか、Enterキーを押してコマンドを終了します)
多くの編集コマンドで『図形を選択』の操作時に、以下の選択モードを使用することができます。
コマンドオプション
オプション |
略語 |
説明 |
|
図形を選択します。 以下のいずれかの選択オプションを使用することができます |
|
すべて |
ALL |
図面内でフリーズ画層以外のすべての図形を選択します。 |
窓 |
W |
長方形の選択ウインドウ内で完全囲まれた図形が選択対象となります。コマンドバーの表示: 最初のコーナー - 選択長方形の最初の点を指定します。 もう一方のコーナー - 他のコーナーを指定します。
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クロス窓 |
C |
長方形選択ウィンドウの内とそれにかかる全ての図形が選択対象となります。コマンドバーの表示: 最初のコーナー - 選択長方形の最初の点を指定します。 もう一方のコーナー - 他のコーナーを指定します。
|
窓外 |
O |
長方形の選択ウインドウの外にあるすべての図形が選択対象となります。;コマンドバーの表示: 最初のコーナー - 選択長方形の最初の点を指定します。 もう一方のコーナー - 他のコーナーを指定します。
|
多角形窓 |
WP |
多角形の選択ウインドウ内で完全囲まれた図形が選択対象となります。;コマンドバーの表示: 最初の頂点 - 選択多角形の最初の点を指定します。 次の頂点 - 次の点を指定します。 次の頂点 - 頂点を閉じるには、Enterキーを押します。
|
クロス多角形窓 |
CP |
多角形の選択ウィンドウの内とそれにかかる全ての図形が選択対象となります。コマンドバーの表示: 最初の頂点 - 選択多角形の最初の点を指定します。 次の頂点 - 次の点を指定します。 次の頂点 - 頂点を閉じるには、Enterキーを押します。
|
多角形窓外 |
OP |
多角形の選択ウインドウの外にあるすべての図形が選択対象となります。;コマンドプロンプト: 最初の頂点 - 選択ポリゴンの最初の点を指定します。 次の頂点 - 次の点を指定します。 次の頂点 - 頂点を閉じるには、Enterキーを押します。
|
丸窓 |
WC |
丸窓の選択ウインドウ内で完全囲まれた図形が選択対象となります。コマンドバーの表示: 円の中心 - 中心点を選びます。 円の半径 - 値を選択するか、入力することによって、半径を指定します。
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クロス丸窓 |
CC |
丸窓の選択ウィンドウの内とそれにかかる全ての図形が選択対象となります。コマンドバーの表示: 円の中心 - 点を選択します。 円の半径 - 値を選択するか、入力することによって、半径を指定します。
|
丸窓外 |
OC |
丸窓の選択ウインドウの外にあるすべての図形が選択対象となります。コマンドバーの表示: 円の中心 - 点を選択します。 円の半径 - 値を選択するか、入力することによって、半径を指定します。
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点 |
PO |
選択する点を囲む、すべての閉じた図形が選択対象となります。コマンドバーの表示: 図形の内側の点 - 点を指定します。
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フェンス |
F |
フェンス選択線を横切るすべての図形が選択対象となります。コマンドバーの表示: 最初のフェンス点 - フェンスの開始点を指定します。 次の頂点 - 次の点を指定します。 次の頂点 - フェンス作図を終了するには、Enterキーを押します。
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前 |
P |
前の選択で選択された図形を再使用します。 |
最後 |
L |
直近に作図した図形を選択します。 |
追加 |
A |
選択範囲を設定するための追加の図形を選択します。コマンドバーの表示: セットに含ませる図形を選択 - 選択セットへ図形を追加します。 このオプションは、一般的に除外オプションとのあとに使用されます。 |
削減 |
R |
選択セットから、図形を取り除きます。;コマンドプロンプト: 除外する図形 - 選択セットから、図形を取り除きます。 |
元に戻す |
U |
このコマンドの中は、最後の操作を取消します。 |
グループ |
G |
グループを選択します。コマンドバーの表示: グループ名を入力 - グループ名を入力します。 |
設定 |
D |
設定ダイアログボックスの選択セクションが表示されます。
PICKAUTO: 自動的に窓またはクロス窓を選択するかどうかコントロールします。設定値を3にすると(デフォルト設定)、カーソルを図形に合わせた時に窓選択を開始します。1に設定すると、カーソルを合わせた図形が選択されます。 PICKBOX: クロスヘアに付く小さな四角(ピックボックス)のサイズをピクセル単位で指定します。ピックボックスを重ねると図形がハイライト表示になります。
PICKDRAG: 窓の選択方法をコントロールします。
PICKFIRST: 既存の選択セットをコマンドで使用可能にするかどうかコントロールします。
PICKSTYLE: グループや関連付けされたハッチングの選択をコントロールします。値は、選択したオプション値の合計に基づくビットコードとして格納されます。
Ctrl+H で、PICKSTYLE設定値が切り替わります。 |
プロパティ |
PRO |
それらのプロパティに基づいて図形を選択します。コマンドバーの表示: プロパティ選択 - プロパティモードを入力します。 Properties コマンドを参照ください. |
色 |
C |
同じ色の図形をすべて選択します。 選択する色 - 色番号または名前を指定します。 カラー/Color コマンドを参照ください。 |
画層 |
LA |
同じ画層のすべての図形を選択します。 選択画層名 - 1つまたは複数の画層名を指定します。 複数の画層名はカンマで区切ります。 Layer コマンドを参照してください. |
線種 |
LI |
同じ線種の図形をすべて選択します。 選択線種 - 1つまたは複数の線種名を指定します。 複数の線種名はカンマで区切ります。 Linetype コマンドを参照してください。 |
名前 |
N |
同じ図形名のすべての図形を選択します。 図形名 - 1つまたは複数の図形名を指定します。 複数の図形名はカンマで区切ります。 図形名とは、線分、円、円弧、放射線など図形の名前です。 |
厚さ |
TH |
同じ厚さのすべての図形を選択します。コマンドバーの表示: 選択する厚さ - 値を入力します。 Elevコマンドをご参照ください。 |
値 |
V |
同じ値を持つすべての図形を選択します。コマンドバーの表示: 値を選択 - 1つまたは複数の値を選択します。 複数の値はカンマで区切ります。 |
幅 |
W |
同じ幅のすべての図形を選択します。 幅選択 - 値を入力します。 |
ハンドル |
H |
ハンドル番号で図形を選択します。コマンドバーの表示: 図形ハンドル - 889などのハンドル番号を入力します。 ハンドル番号は、図面内の各図形を識別する16進数の値です。ハンドル番号を決めるには、List コマンドで行います。 |
位置 |
LO |
最初のプロンプトに戻ります。 セットに含める図形を選択 - 選択セットに図形を追加します。 |
手順
関連コマンド
DdSelect - 設定ダイアログボックスの図形選択で選択プロパティを設定します。
SelectSimilar - 現在選択している図形とと同じ種類の図形をすべて選択します。SELECTSIMILARMODEシステム変数に保存される合致プロパティに基づいています。
dmSelect - 3Dソリッドまたはサーフェスのエッジと面を幾何学的特性に基いて選択します。
SelGrips - 図形を選択して、グリップを表示します。
QSelect - フィルターを使用し、選択セットを構成します。
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