Layer [画層設定]

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図面エクスプローラの画層設定で、画層を作成したり、その画層のプロパティを変更や削除を行ないます。

コマンドへのアクセス

コマンド入力 :  layer

エイリアス :  la, ddlmodes, explayers

メニューバー: 設定 | 画層管理ツール | 図面エクスプローラー | 画層管理

ツールバー:  プロパティ | 画層管理 |

ステータスバー:  画層 フィールド ( 0 )

 

: layer

 

図面エクスプローラの画層設定を表示します。:

 

 

画層を作成するか、プロパティを変更し、Xをクリックします。

F1キーを押して、ヘルプにアクセスします

ビューポートの画層プロパティ

図面エクスプローラ - 画層設定 ダイアログをペーパー空間で開いた場合、追加項目が表示されます。: 新規 VPVPのフリーズVPの色VPの線種VPの線の太さVPの印刷スタイル (VPはビューポートの略です。) これらはデフォルトではモデル空間の設定と一致します。 VP画層プロパティはレイアウトごと、ペーパー空間のビューポートごとに設定できます。

もしSHOWLAYERUSAGEがオンならば画層使用アイコンは現在のレイアウトの為のビューポート 設定で、ペーパー空間ビューポートはモデル空間設定は違ったものです。

 

VP画層を作成またはプロパティ変更し、Xをクリックします。

F1を押してヘルプを表示します。

VP画層プロパティの上書きを削除する:

  1. 画層を選択し、右クリックでコンテキストメニューのビューポートの上書きを削除をクリックします。

  2. オプション:

  3. 選択された画層から

  4. 全ての画層から

表示メニュー

 

オプション

説明

図面

図面ペインの表示を切替えます。

詳細

詳細ペイン表示を切替えます。

プレビュー

プレビューペインの表示を切替えます。

ステータスバー

ステータスバーの表示を切替えます。

フィルター

フィルターペインの表示を切替えます。

詳細

詳細表示の配置を詳細に切替えます。

アイコン

詳細パネルの表示をアイコン表示に切替えます。

再作図

図面の表示を強制的に再作図します。

変更ごとに再作図

図面の表示を自動的に再作図するよう切替えます。

外部参照画層を表示

配置する詳細の外部参照画層の表示を切替えます。

使用中の画層

SHOWLAYERUSAGE システム変数のオン/オフを切替えます。

画層ツールバーへ画層フィルターを適用

図形プロパティツールバーの画層コントロールに現在の画層フィルターを適用します。

コマンドオプション

オプション

説明

新規

新しい画層を作成します。

選択した画層のコピーが新規の画層として作成されます。

削除

画層を削除します。

次の画層を削除することができません。

  • 0

  • 図形のある画層

パージ

現在の図面から画層の名前を削除します。

以下の画層はパージできません。

  • 0

  • 現在の画層

  • 図形のある画層

外部参照シンボルを隠す オン/オフ

外部参照画層の表示/非表示を切り替えます。

 

画層リストを絞り込めます。検索フィールドに入力した文字列が含まれている画層名だけが一覧表示されます。

フィルター使用

現在の画層フィルタが表示されます。別の画層フィルタを選択するには、下向き矢印ボタンをクリックします。

All and All Used Layers are built-in layer filters. Choose All to see all layers in the list; choose All Used Layers to list non-empty layers only; this option is only available if the Indicate layers in use option is set in the View menu.

図面に外部参照が含まれている場合、外部参照画層と各外部参照の画層フィルター定義が自動的に作成されます。

詳細ペインに外部参照画層を表示するには、表示メニューで外部参照画層を表示を選択します。

フィルターパネルを表示

フィルターパネルを表示のオン/オフを切り替えるには、以下のいずれかの手順で行います。

  • フィルターパネルを表示 ボタン () をクリックします。

  • 表示メニューでフィルター オプションを選択または未選択にします。

 

図面に外部参照が含まれている場合、外部参照画層と各外部参照の画層フィルター定義が自動的に作成されます。

詳細ペインに外部参照画層を表示するには、表示メニューで外部参照画層を表示を選択します。

 

 

フィルターパネル:

  • 一覧からフィルターを選択して適用します。
    選択したフィルターがフィルター使用一覧ボタンに表示されます。

  • 新規 ボタン () をクリックして、新しい画層フィルター定義を作成します。

  • 削除ボタン () をクリックして、選択したフィルターを削除します。
    使用中のすべての画層内蔵フィルターを削除することはできません。

新しい画層フィルター定義を作成するには:

  1. フィルターパネルツールバーの新規ボタン () をクリックします。
    画層プロパティーフィルター ダイアログボックスが表示されます。

  2. フィルター名フィールドに検索文字列を入力します。
    下記のワイルドカード表に示すワイルドカード文字を使用できます。

  3. (オプション) 画層名フィールドに検索文字列を入力します(フィルター文字をご参照ください)。

  4. (オプション) プロパティ列をクリックして、このプロパティのフィルター基準を設定します。
    複数のプロパティに基準を適用できます。

  5. (オプション)画層フィルター定義の新しい行ごとに手順 3 と 4 を繰り返します。

  6. OK ボタンをクリックして画層フィルターを保存します。

反転フィルター

反転フィルター ボタンをクリックすると、現在のフィルターが反転します。

 

現在

現在の画層を指定します。現在の画層に指定できる画層は一度に1つだけです。

 

SHOWLAYERUSAGE システム変数がオンの場合、以下のアイコンが使用中の画層列に表示されます。

  • 現在の画層

  • 使用されている画層

  • 空の画層

ペーパー空間レイアウトまたはペーパー空間のビューポート(浮動ビューポートのあるモデル空間)では、以下のアイコンによってVP上書きがあることが示されます。

  • VP上書きが存在し、画層はカレントです。

  • VP上書きが存在し、画層は空ではありません。

  • VP上書きが存在し、画層は空です。

表示メニュー使用中の画層を選択または未選択にして、SHOWLAYERUSAGE システム変数のオン/オフを切り替えます。

 

 

画層名

画層の名前を指定します。

  • 列内をクリックして文字を入力すると、その文字で始まる最初の画層に移動します。

  • 名前を変更するには:

  1. Click the name twice, slowly.

  2. Enter the new layer name.

説明

(オプション) 画層の内容を記述します。フィールドをクリックして、説明を入力します。

オン/オフ

選択した画層のオンとオフを切り替えます。

オン - 通常の状態を設定します。

オフ - 図形を非表示にします。ただし、図形は範囲計算に含まれます。

ステータスを変更するには、電球アイコンをクリックします。

フリーズ

選択した画層のフリーズとフリーズ解除を切り替えます。

フリーズ解除 - 通常の状態を設定します。

フリーズ - 図形を非表示にします。図形は範囲計算に含まれず、WBlock等のコマンドを実行してもエクスポートされません。

ステータスを切り替えるには、アイコンをクリックします。

ロック

選択した画層のロックとロック解除を切り替えます。

ロック解除 - 通常の状態を設定します。

ロック - 図形が変更されないようにします。図形は表示されたままとなります。

ステータスを切り替えるには、アイコンをクリックします。

画層の色を指定します。デフォルトの色は白(黒)です。

色を変更するには:

1. 色を表す四角をクリックして、[色を選択] ダイアログボックスを表示します。

2. 色を選択して、OKをクリックします。

Color コマンドをご参照ください。

線種

選択した画層の線種を指定します。デフォルトは「実線」です。線種を変更するには:

  1. サンプル線種をクリックします。

  2. ドロップリストから選択します。

線種定義をロードして追加するには:

  1. ロード をクリックします。

  2. [線種をロード] ダイアログボックスで線種を選択し、OKをクリックします。

Linetype コマンドをご参照ください。

線の太さ

選択した画層の線の太さを指定します。デフォルトは「デフォルト」です。線の太さを変更するには:

  1. サンプルの線の太さをクリックします。

  2. ドロップリストから線の太さを選択します。

LWeight コマンドをご参照ください。

印刷スタイル

 

選択した画層の印刷スタイルを指定します。デフォルトは「色 7」です。印刷スタイルを変更するには:

  1. 印刷スタイル名をクリックします。

  2. ドロップリストからスタイル名を選択します。

印刷スタイルは、図面内で有効にしている場合のみ使用可能です。デフォルトでは、有効にされていません。PlotStyle コマンドをご参照ください。

印刷

選択した画層を印刷可能または印刷不可にします。

  • 印刷 - 画層を印刷します。

  • 印刷しない - 画層を印刷しません。

ステータスを切り替えるには、アイコンをクリックします。

新規VP

新しいレイアウトビューポートで画層を表示(フリーズ解除)するか、非表示に(フリーズ)するか指定します。

マテリアル

選択した画層のマテリアルを指定します。デフォルトは「Global」です。マテリアルを変更するには:

  • マテリアル欄をクリックします。

  • 再びクリックするとドロップリストが表示され、利用可能なマテリアル一覧が表示されます。

  • 一覧でマテリアルをクリックして選択します。

透明度

透明度を0(完全に不透明)から90(完全に透明)までの範囲で設定します。

TRANSPARENCYDISPLAY システム変数で、2Dワイヤフレーム表示スタイルの透明度表示を管理します。レンダリング後の表示スタイルには常に透明度が表示されます。

プレビュー

選択した画層の図形を表示します。

ワイルドカード文字

画層フィルターの名前は フィルター文字 フィールドと フィルター定義 でワイルドカード文字を使用することができます。

 

文字

名前

ASCII

コード*

結果

#

ポンド

35

数字と一致。

##は、すべての2桁の数字と一致: 12 や 34 は一致するが、 5 や 123は一致しない

@

at

64

アルファベットと一致。

@@@@@ は、すべての5文字の画層名と一致

.

ピリオド

46

英数字以外の文字と一致。

.*は、すべての画層に非英数字から始まる名前と一致するものを見つけます: _SITEPLAN  または+1_LEVEL

*

アスタリスク

42

すべての文字列にでもマッチします。

* A*は、すべての画層で名前に文字Aを含んでいるものを見つけます

?

クエスチョン

マーク

63

単一文字と一致。

?AB* matches LABORATORY and CABARET but not STABLE

~

チルダ

126

パターン以外のすべての文字にマッチします。

~*A*は、すべての画層で文字Aを含んでいないものを見つけます。

[]

括弧

91  93

囲まれた文字の何れかがあるものを見つけます。

LA[YB] は LAY と LAB などがマッチします。

[~]

 

 

囲まれている文字の何れかが無いものを見つけます。

LA[~YB] matches LAD but not LAY or LAB

[-]

 

 

1つの文字の範囲を指定します。

LAY-[A-E]は、Eを通してLAY-とAのどんな組合せにでもマッチします:  LAY-A ... LAY-FでなくLAY-E

`

リバース

クォート

96

次の文字にマッチします。

指示されたワイルドカード文字を含む画層名を見つけます。 逆引用符で始まる場合は、ワイルドカード文字として解釈されません。

`~LAY* matches ~LAY-1,~LAYER-1, ~LAY-B, ...

* ASCIIコード: 文字がキーボードで利用可能でないならば、押すまたは、Altキーを持って、テンキーパッドの上でASCIIコードをタイプしてください。

ショートカットメニューオプション

図面エクスプローラの画層名を右クリックすると、以下のショートカットメニューが表示されます。

 

 

オプション

キーストローク

説明

新規(N)

Ctrl+N

新しい画層を作成します。

削除

Ctrl+D

図面エクスプローラから画層を削除します。次の画層を削除することができません。

  • 0

  • 図形のある画層

パージ

Ctrl+P

現在の図面から未使用の線種を削除します。次の画層を削除することができません。

  • 0

  • 現在の画層

  • 図形のある画層

切り取り

Ctrl+X

画層とプロパティを切り取り、クリップボードへ移動します。

コピー

Ctrl+C

画層とプロパティをクリップボードへコピーします。

貼り付け

Ctrl+V

クリップボードから図面エクスプローラに画層を貼り付けます。

名前を変更

 

選択した画層の名前を変更します。

すべてを選択

 

全ての画層を選択します。

現在の状態で設定

 

現在の画層を指定します。現在の画層に指定できる画層は一度に1つだけです。

ステータスバーメニュー

ショートカットメニューで設定するには、ステータスバー上でO (または他の画層名)を右クリックします。

    

ショートカットメニュー

説明

0,

その他

現在の画層を選択します。

図面に他の画層が含まれている場合、画層名が表示されます。

プロパティ

 

図面エクスプローラの画層セクションを開きます。

手順

二つのレイアウトの中身をマージ

関連コマンド

-Layer - コマンドバーで画層の作成や、プロパティの変更を行います。

LayersPanelOpen - 画層パネルを開き、現在の図面の画層を編集したり、画層状態や画層フィルタを適用することができます。

LayersPanelClose - 画層パネルを閉じます。

LayerState - 画層状態を保存したり、変更した内容を元に戻したりできます。

LayMCur - 現在有効な画層を、選択した図形の画層に変更します。

LayFrz - 選択した図形の画層をフリーズします。

LayThw - フリーズした画層をすべて解除します。

LayIso - 選択した図形の画層以外のすべての画層を非表示またはロックします。

LayLck - 選択した図形の画層をロックします。

LayUlk - 選択した図形の画層をロック解除します。

LayOff - 選択した図形の画層を非表示にします。

LayOn - 非表示にした画層をすべて表示します。

Materials - 素材の作成と図面エクスプローラでこれらのプロパティを編集をします。

VpLayer - 現在のペーパー空間のビューポートの画層のプロパティを変更します。

 

Explorer - 図面エクスプローラダイアログボックスを開きます。


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