SmAssemblyExport [アセンブリをエクスポート]

BricsCAD (Windows) Sheet MetalBricsCAD (Mac) Sheet MetalBricsCAD (Linux) Sheet Metal

 

現在の図面のアセンブリを構成するコンポーネントに3Dソリッドがないかチェックし、検出されると SmConvert および SmExport2d コマンドを適用します。その結果作成される .dxf ファイルは展開情報と共にユーザーが定義した出力フォルダに厚さ別に保存されます。コマンド実行時に警告やエラーが表示されて処理された部品は、専用のフォルダに保存されます。アセンブリ内のすべてのソリッドを記録したHTMLレポートが作成され、ソリッドの状態と .dwg および .dxf ファイルへのリンクが示されます。

ソリッドは以下の通りに分類されます。

このコマンドを実行すると、非板金部品をすばやく識別できるので、板金部品と非板金部品が混在しているアセンブリに適用することができます。

このコマンドは、ソリッドが含まれている簡単な図面、BricsCADで作成したアセンブリ、Communicatorによってインポートした図面に適用することができます。ImportProductStructure Communicator ユーザー設定を 2(メカニカル コンポーネントとして読み込み)に設定することをお勧めします。これ以外の値に設定した場合、メカニカル コンポーネントはソリッドに分解されるので SmAssemblyExport の処理図形の数が多くなり、処理時間が長くなるだけでなく、同じものが幾つも出力されることになります。

パフォーマンスを向上させるためには、アクティブなビューポートの表示スタイル2Dワイヤフレームに設定すると最良の結果を得られます。

コマンドへのアクセス

コマンド入力:  smassemblyexport

メニューバー:  板金 | 展開 | アセンブリをDXFエクスポート

ツールバー:  板金 |

リボン: 板金 | フラット化 |

 

: smassemblyexport

コマンドバーの表示:

ソリッド、コンポーネントを選択 または [設定(S)] <モデル全体l>: (処理を行う図形を選択するか、Enterキーを押してアセンブリ内のすべての図形を処理に含めます。インスタンスによって参照されていない場合のみ、コンポーネントが処理から除外されます。)

 

コマンド設定で特に定義されていない限り、処理を行った図面と同じフォルダに結果が保存されます。

コマンドオプション

オプション

説明

設定(S)

出力フォルダを設定し、ベンド表を割り当てるか、DXFバージョンを指定できます。コマンドバーの表示:

設定を選択 [出力フォルダをセット(O)/ベンド表をセット(T)/DXFバージョン(D)/背面(B)] <背面> - オプションを選択します。

  • 出力フォルダをセット: ファイル ダイアログが表示され、出力フォルダを設定できます。

  • ベンド表をセット: 出力プロセスの SmExport2d コールで使用するベンド表を設定します。ファイル ダイアログが表示され、ベンド表ファイルを選択できます。

  • DXFバージョン: DXFバージョンを指定します。コマンドバーの表示:
    DXFバージョンを選択 [R11/R12/R13/LT2/R14/LT95/2000/2004/2007/2010/2013/2018] <2013>
    - DXFバージョンを選択するか、Enterキーを押してデフォルト設定を使用します。

  • 背面: 前のプロンプトに戻ります。

関連コマンド

SmConvert - 3Dソリッドのフランジとベンドを自動認識します。

SmExport2d - 板金ボディの展開図を.dxf / .dwg形式の2Dプロファイルとしてエクスポートします。


© Bricsys NV. All rights reserved.