VpLayer [ビューポート画層管理]

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現在のペーパー空間ビューポートで画層の属性を変更します。 (VpLayerは、"view port layer"の略)

コマンドへのアクセス

コマンド入力 :  vplayer

エイリアス :  vl

 

: vplayer

このコマンドは、レイアウトモードだけで作動します。

モデル空間でこのコマンドを実行すると、「コマンドはレイアウトタブ('ペーパー空間')だけで使用できます。」というプロンプトが表示されます。

コマンドバーの表示:

[一覧(L)/色(C)/線種(LT)/線の太さ(LW)/透明度(TR)/フリーズ(F)/フリーズ解除(T)/リセット(R)/新しいフリーズ画層(N)/デフォルト(D)]: (オプションを入力します。プロパティを変更しない場合は、Enterキーを押します。)

コマンドオプション

オプション

説明

一覧(L)

選択された画層がビューポートでフリーズされているかどうかの情報を表示します。コマンドバーの表示:  

ビューポートを選択 - ビューポート境界をクリックします。プロンプトが表示されます。

以下の画層はビューポート2でフリーズされています。

画層名

フリーズ画層がない場合のプロンプト表示:

フリーズされている画層はありません

色(C)

ビューポートの色プロパティを設定します。

コマンドバーの表示:

新しいトゥルーカラー: 赤,緑,青 - RGB カラーコード(例、123,123,123)を入力します。

色を上書きする画層名を選択 - 画層名を入力します。名前を複数入力する場合は、コンマで区切ります。

ビューポートを指定 [すべて(A)/選択(S)/カレント(C)/カレントを除く(X)] <カレント> - オプションを選択するか、Enterキーを押します。

  • すべて: 現在のレイアウトのすべてのビューポートに適用します。

  • 選択: ビューポートを選択できます。コマンドバーの表示:
    ビューポートを選択: 目的のビューポートをクリックします。
    セット内の図形: 1
    ビューポートを選択: さらにビューポートをクリックするか、Enterキーを押します。

  • カレント: 現在のビューポートだけに適用します。

  • カレントを除く: 現在のビューポート以外のすべてのビューポートに適用します。

線種(LT)

ビューポートの線種プロパティを設定します。

コマンドバーの表示:

ロードされた線種タイプまたは [? で一覧表示(?)] <実線> - 線種名を入力するか、Enterキーを押すか、オプションを選択します。

  • ? で一覧表示 - 使用可能な線種をコマンドバーに一覧表示します。

線種を上書きする画層名を選択 - 画層名を入力します。名前を複数入力する場合は、コンマで区切ります。

ビューポートを指定 [すべて(A)/選択(S)/カレント(C)/カレントを除く(X)] <カレント> - オプションを選択するか、Enterキーを押します。

  • すべて: 現在のレイアウトのすべてのビューポートに適用します。

  • 選択: ビューポートを選択できます。コマンドバーの表示:
    ビューポートを選択:
    ビューポートをクリックします。
    セット内の図形: 1
    ビューポートを選択:
    さらにビューポートをクリックするか、Enterキーを押します。

  • カレント: 現在のビューポートだけに適用します。

  • カレントを除く: 現在のビューポート以外のすべてのビューポートに適用します。

線の太さ(LW)

ビューポートの線の太さプロパティを設定します。

コマンドバーの表示:

線の太さを入力 (0.00 mm - 2.11 mm) -  線の太さを入力します。

線の太さを上書きする画層名を選択 - 画層名を入力します。名前を複数入力する場合は、コンマで区切ります。

ビューポートを指定 [すべて(A)/選択(S)/カレント(C)/カレントを除く(X)] <カレント> - オプションを選択するか、Enterキーを押します。

  • すべて: 現在のレイアウトのすべてのビューポートに適用します。

  • 選択: ビューポートを選択できます。コマンドバーの表示:
    ビューポートを選択:
    ビューポートをクリックします。
    セット内の図形: 1
    ビューポートを選択:
    さらにビューポートをクリックするか、Enterキーを押します。

  • カレント: 現在のビューポートだけに適用します。

  • カレントを除く: 現在のビューポート以外のすべてのビューポートに適用します。

透明度(TR)

ビューポートの透明度プロパティを設定します。

コマンドバーの表示:

透明度を入力 (0 - 90) - 値を入力します。

透明度を上書きする画層名を選択 - 画層名を入力します。名前を複数入力する場合は、コンマで区切ります。

ビューポートを指定 [すべて(A)/選択(S)/カレント(C)/カレントを除く(X)] <カレント> - オプションを選択するか、Enterキーを押します。

  • すべて: 現在のレイアウトのすべてのビューポートに適用します。

  • 選択: ビューポートを選択できます。コマンドバーの表示:
    ビューポートを選択:
    ビューポートをクリックします。
    セット内の図形: 1
    ビューポートを選択:
    さらにビューポートをクリックするか、Enterキーを押します。

  • カレント: 現在のビューポートだけに適用します。

  • カレントを除く: 現在のビューポート以外のすべてのビューポートに適用します。

フリーズ(F)

ビューポートの画層をフリーズします。コマンドバーの表示:  

フリーズする画層を選択 - フリーズする画層名を入力します。

画層名を複数入力する場合は、コンマで区切ります。

フリーズ解除(T)

ビューポートの画層をフリーズ解除します。コマンドバーの表示:  

フリーズ解除する画層を選択 - フリーズ解除する画層名を入力します。

画層名を複数入力する場合は、コンマで区切ります。

リセット(R)

フリーズおよびフリーズ解除を適用した画層を元の設定に戻します。コマンドバーの表示:

リセットする画層を選択 - リセットする画層名を入力します。

画層名を複数入力する場合は、コンマで区切ります。

新しいフリーズ画層(N)

デフォルトでフリーズに設定された新しい画層を作成します。コマンドバーの表示:  

新規フリーズ画層名 - 作成してフリーズする画層の名前を入力します。

画層名を複数入力する場合は、コンマで区切ります。

デフォルト(D)

画層のフリーズ/フリーズ解除のデフォルト設定を切り替えます。コマンドバーの表示:

画層名 - 1つまたは複数の画層名を入力します。画層名を複数入力する場合は、コンマで区切ります。

設定 [フリーズ(F)/フリーズ解除(T)] <フリーズ解除> - F または T と入力します。

  • フリーズ - 画層のデフォルトのプロパティをフリーズに変更します。

  • フリーズ解除 - 画層のデフォルトのプロパティをフリーズ解除に変更します。

 

関連コマンド

-Layer - コマンドバーで画層の作成やプロパティの変更をします。

Layer - 図面エクスプローラーで画層を作成、画層プロパティを変更、画層を削除します。

LayersPanelOpen - 画層パネルを開き、現在の図面の画層を編集したり、画層状態や画層フィルタを適用することができます。


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