光源の光度配分を3Dで表現した配光光源を作成します。
コマンドへのアクセス
コマンド入力: weblight
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ツールバー: 光源 |
: weblight
コマンドバーの表示:
LIGHTINGUNITS システム変数が 0 (照明単位は使用しない)の場合、以下のプロンプトが表示されます。
LIGHTINGUNITS == 0のとき、コマンドは使用不可
LIGHTINGUNITS システム変数が 1 (米国照明単位を使用)または2 (国際照明単位を使用)の場合、以下のプロンプトが表示されます。
元の位置を指定 <0,0,0>: (光源の位置を指定します。)
対象の位置を指示 <0,0,-10>: (照明を当てる位置を指定します。)
変更するオプションを入力 [名前(N)/光度係数(I)/ステータス(S)/測光(P)/ウェブ(B)/影(W)/フィルター色(C)/終了(X)] <終了>:
コマンドオプション
オプション |
説明 |
光源名を入力 <Spotlight1>: (名前を入力 または デフォルト値を受け入れるためにEnterを押します) |
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強度を入力(0.00 - 実数の最大) <1.0>: (光度係数を入力。0.00とシステムがサポートする最大値間の値が指定できます。) |
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状態を入力 [オン(ON)/オフ(OF)] <オン>: (レンダリング計算時に光源を含める場合は、「オン」を選択します。) |
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変更するには測光オプションを入力: [光度(I)/色(C)/終了(X)] <光度>:
カンデラ: カンデラ(cd)は光度を表すSI基本単位です。光源から特定の方向へ出る光を光度関数(各波長に対するヒトの目の感度を表す標準化されたモデル。比視感度とも言う)によって重み付けします。一般的なロウソクの光の光度は約1カンデラです。 ルーメン: ルーメン(Lm)は光束を表すSI単位です。ヒトの目が感じる光の強さを表します。放射束とは異なり、光束の測定値(ルーメン等)は光の波長ごとに異なるヒトの目の感度を表します。これに対し、放射束の測定値(ワット等)は光源から出る光の総出力を示します。ルーメンとカンデラの関係は、1 lm = 1 cd·sr と定義されます。 完全な球が4の立体角を持って、·パイステラジアン、四方八方に1カンデラ、一様に放射する光源は、1cdの全体の光束を持ちます·4pi sr = 4pi 12.57ルーメン。たとえば、ロウソクがおよそ1カンデラの光度で光を発するならば、発される全体の光はおよそ12.6のルーメンです。 照度: 測光では、照度は単位面積あたりの入射光束の合計です。光度関数で波長重みづけして輝度に対するヒトの知覚と相関させた入射光の強度を表します。 LIGHTINGUNITS=2 (国際的光単位): LIGHTINGUNITS(米国測定単位)=1の場合、 ケルビン温度: 色温度は、照明、写真撮影、ビデオ撮影、出版、製造、天体物理学等の分野で重要な用途を持つ可視光の特性を表します。光源の色温度は、光源に匹敵する色相の光を放射する理想的な黒体放射体の温度です。この温度は絶対温度で表され、単位にはケルビン (K) を用います。 より高い色温度(5,000K以上)は、寒色(青っぽい白)と呼ばれています;低い温度の色(2,700~3,000)は、暖色(赤から黄白色)と呼ばれています。
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変更するにはウェブオプションを入力 [ファイル(F)/X/Y/Z/終了(E)] <終了>: (オプションを入力します。)
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影の設定を入力 [オフ(O)/シャープ(S)/ソフトマップ(F)/ソフトサンプル(A)] <シャープ(S)>: (影の設定を入力します。)
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トゥルーカラー (R,G,B) を入力、または、オプションを入力 [色インデックス(I)/HSL(H)]: <255,255,255>: 光の色を定義します。
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コマンドを終了し、光源を作成します。 |
関連コマンド
Distantlight - 遠隔光源を作成します。
Light - 図面に新しい光源を作成します。
Lightlist - 図面エクスプローラ- 光源を表示します。
Pointlight - 点光源を作成します。
Render - 3Dモデルのフォトリアリスティックなイメージを計算します。
Spotlight - スポットライト位置を指定します。
Sunproperties - 図面エクスプローラ-光源のアクティブなビューポートの太陽プロパティを編集を表示します。
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