MLeader [マルチ引出線]

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現在のマルチ引出線スタイルを使用し、マルチ引出線を作成します。

コマンドへのアクセス

コマンド入力:  mleader

メニューバー:  寸法記入 | マルチ引出線

ツールバー:  寸法記入 |

 

: mleader

コマンドバーの表示:

引出線の矢印位置を指定、または、[引出参照線(L)/コンテンツ(C)/オプション(O)] <オプション>: 矢印の位置を指定、またはオプションを選択するためにEnterキーを押します。

マルチ引出線は3つの要素で構成されます。:矢印引出線、参照線、引出線のコンテンツ(マルチテキストオブジェクトまたはブロック)

コマンドオプション

オプション

説明

引出線の矢印位置を指定

(デフォルト)

コマンドバーの表示:

引出線の矢印位置を指定、または、[引出参照線(L)/コンテンツ(C)/オプション(O)] <オプション>: (位置を指示するか、オプションを選択します。)

引出参照線の位置を指示: (位置を指示します。)

コマンドをここで終了した場合、文字は関連付けされません。

Mtext コマンドが起動します。

引出参照線(L)

コマンドバーの表示:

引出参照線の位置を指定、または、[矢印(H)/コンテンツ(C)/オプション(O)] <オプション>:  (位置を指示するか、オプションを選択します。)

引出線の矢印位置を指定: (位置を指示します。)

コマンドをここで終了した場合、文字は関連付けされません。

Mtext コマンドが起動します。

コンテンツ(C)

コマンドバーの表示:

文字の最初のコーナーを指示、または、[矢印(H)/引出参照線(L)/オプション(O)] <オプション>: (位置を指示するか、オプションを選択します。)

もう一方のコーナーを指示: (位置を指示します。)

MTEXTコマンドが起動します。

マルチテキストエディターに文字を入力します。OKボタンをクリックするか、マルチテキストエディターの外側をクリックします。

引出線の矢印位置を指示: (位置を指示します。)

オプション(O)

現在のマルチ引出線スタイルを無視し、優先的なスタイルを設定します。

コマンドバーの表示:

オプションを入力 [引出線の種類(L)/引出参照線(A)/コンテンツの種類(C)/折り曲げ数の上限(M)/1番目の角度(F)/2番目の角度(S)/終了(X)] <オプションを終了(X)>:

  • 引出線の種類: 引出線の種類を直線、スプライン、無しから選択して設定します。
    コマンドバーの表示:
    引出線種類を選択 [直線(S)/スプライン(P)/無し(N)] <直線>:

    オプションを選択します。

  • 引出参照線: 引出参照線を追加するかどうかを指定します。
    コマンドバーの表示:
    参照線を使用 [はい(Y)/いいえ(N)] <はい>:

    オプションを選択します。

  • コンテンツ: マルチ引出線の内容の種類を、マルチテキスト、ブロック、無しから選択して指定します。
    コマンドバーの表示:
    コンテンツ種類を選択 [マルチテキスト(M)/ブロック(B)/無し(N)] <マルチテキスト>:

    オプションを選択します。

  • 折り曲げ数の上限:
    コマンドバーの表示:
    引出線ラインの最大点数を入力 <2>:

    コマンドバーに値を入力します。

  • 1番目の角度: 引出線の最初のセグメントの角度を拘束します。
    プロンプト:
    最初の角度拘束を入力 <0>:

    コマンドバーに数値を入力します。
    1番目のリーダのセグメントの角度はこの数値またはすく数値に拘束されます。

  • 2番目の角度: 引出線の2番目のセグメントの角度を拘束します。
    コマンドバーの表示:
    2番目の角度拘束を入力 <0>:

    コマンドバーに数値を入力します。
    2番目のリーダのセグメントの角度はこの数値またはすく数値に拘束されます。

  • 終了: オプションの定義を終了します。マルチ引出線の位置を指定するようプロンプト表示されます。

グリップ編集

 

グリップでマルチ引出線の編集ができます。

  1. 図面内でマルチ引出線を選択します。
    単一セグメントを持つ引出線の場合、4つのグリップが表示されます。: 端点 (1)、 頂点 (2)、 参照線 (3) 、文字(4).
  2. グリップをドラッグすることで、以下の編集を行えます。
  3. 矢印を移動 (1)
  4. 参照線とコンテンツを移動 (2)
  5. 参照線の長さを編集 (3)
  6. 文字の移動と矢印の追加 (4)

手順

マルチ引出線を作成します。

マルチ引出線の引出線に頂点を追加する

マルチ引出線の引出線から頂点を削除する

マルチ引出線に引出線を追加する

マルチ引出線から引出線を削除する

関連コマンド

MLeaderEdit - マルチ引出線図形に引出線を追加する、または削除します。

MLeaderStyle - 図形エクスプローラ・ダイアログボックスにマルチ引出線スタイルを作成し管理します。

 

BimTag - 3D BIMモデルの対応する建物図形に作成したBIM断面図面に関連付けタグを作成します。

BmBalloon - モデル空間レイアウトでは、アセンブリ コンポーネントの関連付けバルーン図形を作成します。ペーパー空間レイアウトでは、作成されたビューの関連付けバルーン図形を作成します。

Dimleader - 文字、ブロック、図形、許容差を伴う引出線を配置します。

Leader - 文字、ブロック、図形、許容差を伴う引出線を配置します。

QLeader - 引出線を描画します。ダイアログボックスで引出線のプロパティを指定して再利用することができます。

 

 


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