DimLeader [引出し線]

引出し線を作画します。

コマンドへのアクセス

コマンド入力 : dimleader

エイリアス : lead, leader

メニューバー : 寸法記入 | 引出し線

ツールバー: 寸法記入 |

: dimleader

コマンドバーの表示:

引出線の開始: （引出し線の始点を指定します。）

次の点: （最初の頂点の位置を指定します。）

次の点 [形式(F)/元に戻す(U)/注釈記入(A)] <注釈記入>: （別の頂点を選択するか、オプションを入力します。または、Enterキーを押して文字を入力します。）

注釈文字の先頭行 <オプション>: （文字を入力するか、Enterキーを押して注釈のオプションを選択します。）

注釈テキストの次の行: （追加文字を入力、または、Enterキーを押して終了します。）

引出し線は矢印、線分セグメント、注釈テキストで構成されています。

矢印なしで、スプラインセグメント、幾何公差注釈で作画されます。

コマンドオプション

オプション	説明
引出線の開始	引出矢印を表示して、引出線を引き始めます。
次の点	引出し線、または、引き出し終点を指定します。
次の点	次の終点を指定します。
形式(F)	引出線の形式を設定します。コマンドバーの表示: [矢印(A)/無し(N)/スプライン(SP)/直線(ST)/終了(E)] <終了> - オプションを選択するか、Enterキーを押して形式のオプションを終了します。矢印: 矢印の先端を作画します。無し: 矢印の先端を作画しません。スプライン: 引出線をスプラインとして作画します。直線: 引出線を直線セグメントとして作画します。終了: 形式のオプションを終了します。
元に戻す(U)	最後のセグメントを元に戻します。
注釈記入(A)	引出線の注釈を追加します。コマンドバーの表示: 注釈文字の先頭行 <オプション> - コマンドバーに注釈を入力するか、Enterを押して注釈のオプションを指定します。注釈の次の行 - 注釈の次の行を入力するか、Enterを押してコマンドを終了します。
オプション	注釈のタイプを指定します。コマンドバーの表示: 寸法値のオプション [ブロック(B)/コピー(C)/無し(N)/許容差(T)/マルチテキスト(M)] <マルチテキスト>: オプションを選択するか、Enterを押してマルチテキスト図形を作成します。ブロック: 注釈をブロック化します。コマンドバーの表示: ブロック一覧(?)/ダイアログ(~)/<挿入ブロック名>: 図面のブロック名を入力するか、? または ~ と入力します。 ? : 現在の図面のブロックを一覧表示します。 ~ : ファイル選択ダイアログボックスが表示されるので、注釈にブロックとして使用するファイル（.dwg）を選択します。コピー: 他の図形を注釈として使用します。コマンドバーの表示: 図形を選択 - マルチテキスト、テキスト、ブロック参照、または幾何公差図形を選択します。無し: 注釈を無視します。許容差: 注釈として公差仕様を使用します。幾何公差ダイアログボックスが表示されます。Tolerance [幾何公差]コマンドをご参照ください。マルチテキスト: 注釈としてマルチテキストを使用します。文字フォーマッティングダイアログボックスが表示されます。MText [マルチテキスト] コマンドをご参照ください。

手順

引き出し線と注釈を作成する

引き出し線だけを作成する

グリップ編集

グリップを選択して、直接引出線を編集することができます:

引出線を選択します。グリップが表示します。
グリップをドラッグすることで、以下の編集を行えます。
- 引出線の頂点にあるグリップを選択し、ストレッチするように移動します。頂点のどちら側のグリップを選択しても動作は同じです。
- 矢印のグリップを選択し、ドラッグします。引き出し線が移動します。（文字は単独です。引き出し線と連動しません）