PEdit [ポリライン編集]

BricsCAD (Windows)BricsCAD (Mac)BricsCAD (Linux)

 

ポリライン、3D ポリライン、そして 3D メッシュを編集する。("polyline edit"の略).

コマンドへのアクセス

コマンド入力 :  pedit

エイリアス :  editpline, pe

メニューバー: 修正 | ポリライン編集

ツールバー: 修正 |

マウス: (ポリラインをダブルクリック)

 

: pedit

コマンドバーの表示:

編集するポリラインを選択 [連続(M)]: (ポリラインメッシュを選択またはMを押して複数のポリラインを選択します。)

 

2Dポリラインが選択された時のプロンプト:

ポリライン編集: [頂点編集(E)/閉じる(C)/解除(D)/フィット(F)/結合(J)/線種(L)/逆方向(R)/スプライン(S)/テーパ(T)/幅(W)/元に戻す(U)]<終了>: (オプションを入力、またはEnterを押してコマンドを終了)

 

3Dポリラインが選択された時のプロンプト:

ポリライン編集 [頂点編集(E)/閉じる(C)/解除(D)/結合(J)/逆方向(R)/スプライン(S)/元に戻す(U)]<終了>: (オプションを入力、またはEnterを押してコマンドを終了)

 

3Dメッシュが選択された時のプロンプト:

ポリライン編集: [頂点編集(E)/解除(D)/Mクローズ/Nclose/元に戻す(U)]<終了>: (オプションを入力、またはEnterを押してコマンドを終了)

 

線、円弧、円またはスプラインが選択された時のプロンプト:

選択図形はポリラインではありません。 一つにしますか? [はい(Y)/いいえ(N)] <はい>:  (Enterキーを押して、選択したエンティティを2Dポリラインに変換します)

ポリライン編集: [頂点編集(E)/閉じる(C)/解除(D)/フィット(F)/結合(J)/線種(L)/逆方向(R)/スプライン(S)/テーパ(T)/幅(W)/元に戻す(U)]<終了>: (オプションを入力、またはEnterを押してコマンドを終了)

 

複数選択のときのプロンプト:

図形を選択: (線、ポリライン、円弧またはスプラインを選択します)

1つまたは複数のライン、円弧、円またはスプラインを選択した時のプロンプト:

選択図形はポリラインではありません。 一つにしますか? [はい(Y)/いいえ(N)] <はい>:  (Enterキーを押して、選択したエンティティを2Dポリラインに変換します)

ポリライン編集: [頂点編集(E)/閉じる(C)/解除(D)/フィット(F)/結合(J)/線種(L)/逆方向(R)/スプライン(S)/テーパ(T)/幅(W)/元に戻す(U)]<終了>: (オプションを入力、またはEnterを押してコマンドを終了)

コマンドオプション

 

2Dポリラインオプション

説明

頂点編集(E)

頂点を編集する時のコマンドバー表示:

頂点を編集: 次(N)/前(P)/角度(A)/分割(B)/挿入(I)/移動(M)/再作図(R)/選択(SE)/直線化(S)/幅(W)/終了(X)/<次> - オプションを入力

BricsCADはポリラインの始点に矩形マーカーを表示し、カレントの頂点にXマーカーを表示します。

N または Pを入力してマーカーを頂点から頂点に移動させます。

選択オプションを使うと、頂点を直接指定できます。

次(N)

X マークを次の頂点へ移動します。

閉じたポリライン(ポリゴン)図形の最後の頂点に到着したとき、次の頂点(最初)には移動しません。

前(P)

X マークを1つ前の頂点へ戻します。

角度(A)

現在のセグメントの角度を変更します:

  • 円弧セグメントの場合、円弧の角度(湾曲)を変更します。

  • 線分セグメントの場合、円弧に切替えます。

  • 円弧セグメントを線分セグメントに変えるには、0を入力します。

コマンドバーの表示:

セグメントの内角 (+ で反時計回り、- で時計回り <0> ) - 角度を入力

分割(B)

ポリラインから別のセグメントを生成します;コマンドバーの表示:

次(N)/前(P)/選択(S)/進行(G)/終了(X)/<次(N)> (オプションを入力します)

BricsCADは二つのXマーカーで削除される予定のセグメントを定義する二つの頂点をマークします。

次(N)

二つ目の X マークを次の頂点に移動します。

前(P)

二つ目の X マークを1つ前の頂点に移動します。

選択(S)

二つ目の X マークを直接、他の頂点に移動します;コマンドバーの表示

セグメントに沿った移動先の点を指示 (ポリライン上で点を指示します)

BricsCADは取得点に最も近い頂点に二番目のXマーカーを配置します。

このオプションは、「次」や「前」を使うより早く点をとることができます。

進行(G)

マークされた二つの頂点の間を削除します。

この作業で次のことができます:

  • 閉じたポリライン(ポリゴン)が開いたポリラインになります。

  • 分割したギャップによって2つのポリラインの中にポリラインを開きます。

この作業は取消すことができません。

終了(X)

サブオプションを終了します; 前のコマンドバー表示に戻ります。

挿入(I)

頂点を挿入します;コマンドバーの表示:

新しい頂点位置 - クリックした点に新しく頂点を挿入します。

ドラッグすると新しい頂点までの線分を表示します。

BricsCADは頂点とセグメントを追加します。

 

移動(M)

カレントの頂点を移動します;コマンドバーの表示:

新しい頂点位置 - 頂点を移動させるために移動先を指示します。

ドラッグすると新しい頂点までの線分を表示します。

BricsCADは頂点や関連セグメントを移動させます。

グリップを使って頂点を移動させるとより簡単に移動できます。

再作図(R)

再作図オプションによって変更されたポリライン図形を再生します。

選択(SE)

Xマーカーを直接別の頂点へ移動します;コマンドバーの表示:

編集するセグメントに沿ったポイントを選択 (ポリライン上で点を指示します)

BricsCADは取得点に最も近い頂点にXマーカーを配置します。

このオプションは、「次」や「前」を使うより早く点をとることができます。

直線化(S)

二つの頂点の間の頂点を削除します;コマンドバーの表示:

直線化[次(N)/前(P)/選択(S)/進行(G)/終了(X)] - オプションを入力

複数のポリラインの始点や終点を指定する時、ポリライン全体が真っ直ぐになります。1つのセグメントになりこれは閉じたポリラインとされます。

次(N)

二つ目の X マークを次の頂点に移動します。

前(P)

二つ目の X マークを1つ前の頂点に移動します。

選択(S)

二つ目の X マークを直接、他の頂点に移動します;コマンドバーの表示

セグメントに沿った移動先の点を指示 (ポリライン上で点を指示します)

BricsCADは取得点に最も近い頂点に二番目のXマーカーを配置します。

このオプションは、「次」や「前」を使うより早く点をとることができます。

進行(G)

単ーのセグメントと 2つのマーク頂点との間のセグメントを取り替えます。

この作業は取消すことができません。

終了(X)

サブオプションを終了します; 前のコマンドバー表示に戻ります。

 

幅(W)

カレント部分の幅を変更します;コマンドバーの表示:

開始幅 - ポリゴンの始点側の幅を指定します。

終わりの幅 - ポリゴンの終点側の幅を指定します。

現在の"セグメントは、 X -マーク頂点と次の頂点の間のことを指します。

終了(X)

サブオプションを終了します; 前のコマンドバーメッセージに戻ります。

 

閉じる(C)

始点と終点の間に新たに線分を入れてポリラインを閉じます。

ポリラインが閉じられた場合、このオプションは「開く」に換わります。

開く(O)

ポリラインを閉じるために描かれた最後の線分を取り外して、閉じられたポリラインを開く。

ポリラインが開いている場合、このオプションは 閉じる(C) と表示されます。

解除(D)

フィットとスプライン オプションの効果を元に戻します。

フィット(F)

ポリラインをカーブさせます。

ポリラインにフィットを適用させない場合は解除オプションを使用します。

結合(J)

1つのポリラインを編集するとき:

指定したポリゴンに、線や円弧 または ポリラインを追加します;コマンドバーの表示:

結合する図形を選択:

このオプションは、開いたポリラインの連結した部分、そして円弧にのみ動作します。

連結 とは、2つのオブジェクトの先端がつながって見えるが、実際は断線していることを指します。

コマンドバーに選択済みの図形の数が表示されます。: セット内の図形: 3

Enterを押すか右クリックでポリラインを作成します。: ポリラインへ追加された3つのセグメント

結合した図形は色、幅、および画層などのソースポリラインのプロパティを引継ぎます。

 

複数のポリラインを編集するとき:

コマンドバーの表示:

ファズ距離を入力、または、[結合タイプ]:

以下のいずれかを実行します。

  • Enterを押して、選択セットの線分、ポリライン、円弧と結合した一つ以上のポリラインを作成します。

  • ファス距離を入力しEnterを押して、選択セットの線分、ポリライン、円弧と結合する一つ以上のポリラインを作成します。端点がファス距離線分内に存在する場合、ポリラインや円弧は延長かトリムされます。

  • Jと入力しEnterを押します。;コマンドプロンプト: 結合タイプを指定: [延長(E)/追加(A)/両方(B)]: :
    結合タイプを選択します。:

    • 延長: ファズ距離内にある近くの端点にセグメントは延長またはトリムします。

    • 追加: ファズ距離内にある近くの端点の間で線セグメントが追加されます。

    • 両方:  可結合が可能であればトリミングして、選択したポリライン以外の線分を追加します。

BricsCADはコマンドバーで作成されたポリラインの数を報告します: # ポリラインに追加された#セグメント

線種(L)

ポリラインの線種がどのように表示されるかを決定します;コマンドバーの表示:

実線のポリライン [オン(ON)/オフ(OF)] <オフ>:

  • オン - 線種はポリラインの始点で始まり、終点で終わります。

  • オフ - 線種はそれぞれの頂点で始まったり、終わったりします。

(このオプションは、システム変数の PLineGen で制御します)

逆方向(R)

ポリラインの方向を逆にします: 始点と終点を入れ替えます。

このオペレーションではポリラインの見た目は変更されません。

このオプションは、頂点編集のようなポリラインの方向に頼るオペレーションに影響を及ぼします。

三角形マーカーが開いたポリラインの端に動く以外、ポリラインはこの操作によって見た目を変更することはありません。

スプライン(S)

ポリラインをスプラインに変更します。

全ての幅情報がなくなります;幅を再生させるには幅オプションを使用します。

スプラインは、Bezier(ベジエ)曲線で滑らかさはスプラインタイプのシステム変数によって定義します。

テーパ(T)

端から端までポリライン全体の幅にテーパーをつけます;コマンドバーの表示:

ポリラインの新しい開始幅を入力 - ポリラインの始点の幅を指定します。

ポリラインの新しい終了幅を入力 - ポリラインの終点の幅を指定します。

幅(W)

セグメント全体の幅を変更します。コマンドバーの表示:

新しい幅を入力 - 幅を指定します。

このオプションはテーパー幅が上書きされます。

元に戻す(U)

最後の操作を取り消します。

終了(X)

コマンドを終了します。

 

3Dポリラインオプション

説明

頂点編集(E)

頂点を編集する時のコマンドバー表示:

頂点編集: 次(N)/前(P)/分割(B)/挿入(I)/移動(M)/再作図(R)/選択(SE)/直線化(S)/終了(X)/<次(N)> - オプションを入力します。

ポリラインオプションを確認します。

(3D ポリラインは幅を持つことができず、また円弧を作図することができないので、角度と幅オプションは表示されません)

閉じる(C)

始点と終点の間に線分を挿入して、開いた3Dポリラインを閉じます。

3Dポリラインが閉じている時、このオプションは開く(O)のオプションに換わります。

開く(O)

ポリラインを閉じるために描かれた最後の線分を取り外して、閉じた3Dポリラインを開きます。

3Dポリラインが開いている時、このオプションは閉じるオプションになります。

解除(D)

フィットとスプライン オプションの効果を元に戻します。

結合(J)

指定したポリゴンに、線や円弧 または ポリラインを追加します。コマンドバーの表示:

図形を選択 - 線と弧を選びます。

このオプションは、開いたポリラインの連結した部分、そして円弧にのみ動作します。

連結 とは、2つのオブジェクトの先端がつながって見えるが、実際は断線していることを指します。

結合した図形は色、幅、および画層などのソースポリラインのプロパティを引継ぎます。

逆方向(R)

3Dポリラインの方向を逆にします: 始点と終点を入れ替えます。

このオペレーションでは3Dポリラインの見た目は変更されません。

このオプションは、頂点編集のようなポリラインの方向に頼るオペレーションに影響を及ぼします。

三角形マーカーが開いたポリラインの端に動く以外、ポリラインはこの操作によって見た目を変更することはありません。

元に戻す(U)

最後の操作を取り消します。

終了(X)

コマンドを終了します。

 

3Dポリゴンメッシュオプション

説明

頂点編集(E)

頂点を編集する時のコマンドバーの表示:

頂点を編集(0,0): [選択(S)/次(N)/前(P)/左(L)/右(RI)/上(U)/下(D)/移動(M)/再作図(RE)/終了(X)]<次> - オプションを入力します。

BricsCADは頂点(0,0)に三角形のマーカーを表示し、Xマーカーをカレントの頂点に表示します。

グリップを使って頂点を移動させるとより簡単に移動できます。

選択(S)

Xマーカーを直接別の頂点へ移動します;コマンドバーの表示:

編集するセグメントに沿ったポイントを選択 (メッシュ上で点を指示します)

BricsCADは取得点に最も近い頂点にXマーカーを配置します。

このオプションは、「次」や「前」を使うより早く点をとることができます。

次(N)

X マークを次の頂点へ移動します。

マークが最後の頂点に到着したとき、次の頂点(最初)には移動しません。

前(P)

X マークを1つ前の頂点へ戻します。

左(L)

左側の頂点に X マークを移動します。

右(RI)

右側の頂点に X マークを移動します。

上(U)

X マークは高い番号を付けられた頂点に移動します。

下(D)

X マークは低い番号を付けられた頂点に移動します。

移動(M)

カレントの頂点を移動します。コマンドバーの表示:

新しい頂点位置 - 頂点を移動させるために一つの点を選択します。

ドラッグすると新しい頂点までの線分を表示します。

BricsCADは頂点や関連フェースを移動させます。

再作図(RE)

再作図オプションによって変更されたポリライン図形を再生します。

終了(X)

サブオプションを終了します; 前のコマンドバーメッセージに戻ります。

 

解除(D)

3DメッシュのBezierスプライン の効果を元に戻します。

Mクローズ

M 方向に3Dメッシュを閉じます。

3Dメッシュが閉じられた時、このオプションは Mオープンのオプションに換わります。

Mオープン

M 方向に3Dメッシュを開きます。

3Dメッシュが閉じられた時、このオプションは Mクローズに換わります。

Nclose

N 方向に3Dメッシュを閉じます。

3Dメッシュが閉じられた時、このオプションは Nopenに換わります。

Nopen

N 方向に3Dメッシュを開きます。

3Dメッシュが閉じられた時、このオプションは Nクローズのオプションに換わります。

元に戻す(U)

最後の操作を取り消します。

終了(X)

コマンドを終了します。

手順

図形をポリラインに変換

ポリラインにカーブをフィット

ポリラインを円弧に変換

ポリラインを二つのポリラインに分割

ポリラインに頂点をインサート

ポリラインの頂点を移動

ポリラインの頂点を削除

ポリラインセグメントの幅を変更

ポリラインに固定幅を適用

ポリラインの長さ全体に一定でテーパー

円弧、線分、ポリラインを既存のポリラインに結合

ポリラインの開閉

線種作成モードの設定

関連コマンド

3dPoly - 3Dポリラインを作画します。

3dFace - 3D空間に4つの面を作画します。

3dMesh - m x n で サイズを指定し3Dメッシュを作画します。

ConvertPoly - ライトウェイトポリライン(LWポリライン)を旧形式ポリライン(2Dポリライン)へ変換します。また逆の変換も行います。

Join - 線分、LWポリライン、2Dポリライン、3Dポリライン、円弧、楕円弧、スプライン、らせんを共通の端点で結合します。

PeditExt - ポリラインの頂点やセグメントの編集をします。

PFace - 3Dマルチサイドメッシュを作画します。

PLine - ポリラインを作図します。

Splinedit - スプラインのプロパティを変更、または、スプラインをポリラインに変換します。

 


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