MechanicalBrowserOpen [メカニカルブラウザを開く]

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メカニカルブラウザ パネルを開きます。

コマンドへのアクセス

コマンド入力: mechanicalbrowseropen

メニューバー: アセンブリ | メカニカルブラウザ

リボン: アセンブリ | ツール | メカニカルブラウザ

ツールバー: アセンブリ | パラメータ |

コンテキストメニュー*: メカニカルブラウザ

 

* ツールバーまたはリボンパネルにカーソルを置き、右クリックします。

 

: mechanicalbrowseropen

 

ダイアログボックスを表示:

メカニカルブラウザを使い、現在の図面のメカニカル コンポーネントの階層をナビゲートでき、また挿入図形に各種コマンドを呼び出すことができます。

  1. コンポーネント名

  2. 3D拘束

  3. 標準部品の挿入コンポーネント(= ブロック参照)

  4. 折り畳んだ状態の挿入コンポーネント(= 外部参照)

  5. 展開した状態の挿入コンポーネント(= 外部参照)

  6. 標準部品の挿入下位コンポーネント(= 入れ子状のブロック参照)

  7. 挿入下位コンポーネント(= 入れ子状の外部参照)

  8. 選択した部品のプロパティ

  9. 名前: アセンブリ内のコンポーネントの名前(= 内部コンポーネント名)
  10. コンポーネント名: 元ファイル内のコンポーネントの名前(= 外部コンポーネント名)
  11. 説明: コンポーネントの説明
  12. 表示: 図面内のコンポーネントの表示/非表示をコントロールします。
  13. 断面可能性: ViewSection コマンドが部品図形に影響を与えるかどうかコントロールします。
  14. 表示スタイル: コンポーネントの表示スタイルを定義します(BmVStyle コマンドも併せてご参照ください)。
  15. ファイル: コンポーネントの元ファイル。
  16. マテリアル: 選択した部品のマテリアルが元ファイルのマテリアル定義に従い表示されます。
    元ファイルでマテリアル定義が <継承> に設定されている場合、メイン コンポーネントからマテリアルがコピーされます。

 

アイコン

レンダリングされた表示スタイル

ワイヤフレーム表示スタイル

非表示

下位コンポーネントを含まないコンポーネント

*

*

*

下位コンポーネントを含むコンポーネント

*

*

*

標準部品コンポーネント

* 外部コンポーネントには緑色の矢印が付きます。  または

コマンドオプション

オプション

説明

モデル

図形によるグループ

適用対象の図形やメカニカル コンポーネント別に3D拘束を分類します。

 

種類によるグループ

メカニカル コンポーネントと3D拘束を別々のツリーに分類します。

3D拘束が種類別に分類されています。

拘束の影響を受ける3Dフィーチャーを見るには、拘束を展開します。

C

アルファベットソート

このボタン () をオンにすると、メカニカルコンポーネントと3D拘束はアルファベット順にソートされます。

このボタン () をオフにすると、メカニカルコンポーネントと3D拘束はアセンブリに追加した順番で表示されます。

 

コンテキストメニュー

メインコンポーネントのコンテキストメニュー

メインコンポーネント名を右クリックします。

  • 更新: 下位コンポーネントの参照図面ファイルを修正すると、現在の図面のメカニカル コンポーネントの階層も最新のものに更新されます。

  • 表示スタイル: 全てビューポート: 現在の表示スタイルをアセンブリ内のすべてのコンポーネントに適用します(ShadeMode コマンドをご参照ください)。

  • 全てをローカルに切替: すべてのコンポーネントを内部コンポーネントに切り替えます(BmLocalize コマンドをご参照ください)。

  • 全てを外部に切替: すべてのコンポーネントを外部コンポーネントに切り替えます(BmExternalize コマンドをご参照ください)。

  • 新しいパラメータを追加: アセンブリにパラメータを新規作成します。



    名前
    : パラメータを識別する名前です。このパラメータ名は、同じコンポーネントの他のパラメータの表記で使用することができます。
    表記
    : 数値または表記を入力します。
    : パラメータの現在の値が表示されます。
    説明
    : パラメータの説明を任意で入力できます。
    公開
    : コンポーネントをアセンブリに挿入したときにパラメータを表示して編集可能にするかどうか指定できます。
    設定フィールドを選択し、下向き矢印ボタンをクリックしてオプションを選択します。デフォルトにより、新規のパラメータには自動オプションが選択されています。
    自動
    = 他のパラメータに依存していない場合のみ、パラメータが公開されます。
    オン
    = パラメータは常に公開されます。
    オフ
    = パラメータは常に非公開です。
    単位
    : パラメータの寸法単位を線形、2次元、3次元から選択して設定します。
    設定フィールドを選択し、下向き矢印ボタンをクリックしてオプションを選択します。

  • 全て閉じる: メインコンポーネントに含まれるすべてのコンポーネントと下位コンポーネントを折り畳みます。

  • 全て展開: メインコンポーネントに含まれるすべてのコンポーネントと下位コンポーネントを展開します。

コンポーネントのコンテキストメニュー

コンポーネント名を右クリックします。

外部コンポーネントのコンテキストメニュー(左)、ローカルコンポーネントのコンテキストメニュー(右):

  

  • 開く: 参照図面を開きます(BmOpen コマンドをご参照ください)。

  • コピーを開く: 挿入コンポーネントのコピーを新規図面として開きます(BmOpenCopy コマンドをご参照ください)。

  • 更新: すべての参照コンポーネントを外部ファイルからリロードして部品表(BOM)を更新します(BmUpdate コマンドをご参照ください)。

  • 置換: 挿入コンポーネントを置き換えます(BmReplace コマンドをご参照ください)。内部挿入は外部挿入に入れ替わります。

  • 全てのブロックを置換: 同じ元ファイルに参照しているすべての挿入図形を置き換えます(BmReplace コマンドをご参照ください)。内部挿入は外部挿入に入れ替わります。

  • ローカルへ切替: 外部コンポーネントを内部コンポーネントに切り替えます(BmLocalize コマンドをご参照ください)。

  • 外部に切替: 内部コンポーネントを外部コンポーネントに切り替えます(BmExternalize コマンドをご参照ください)。

  • 分解: 現在の図面に挿入されているメカニカル コンポーネントを分解します(BmDissolve コマンドをご参照ください)。

  • 非表示 () / 表示 (): 選択したコンポーネントの非表示と表示を切り替えます。

  • 表示スタイル: 表示スタイルメニューを表示します。現在の図面に保存されている表示スタイルを使用することができます。

  • ビューポート適用: 選択したコンポーネントを現在のビューポートのシェードモードでレンダリングします(ShadeMode コマンドをご参照ください)。

  • 全てビューポート:  すべてのコンポーネントを現在のビューポートのシェードモードでレンダリングします(ShadeMode コマンドをご参照ください)。

  • ズーム: 選択セットを拡大表示します。

  • 選択: コンポーネントを選択します。

  • すべてのブロックへマテリアルをセット...: 物理的マテリアルをローカルの類似コンポーネントに割り付けます。

  • すべてのブロックからマテリアルを解除...: 物理的マテリアル定義をローカルの類似コンポーネントから削除します。

  • 断面からすべてのブロックを除外: 類似する挿入図形の断面可能性プロパティが いいえ になります。挿入図形が ViewSection コマンドの影響を受けるかどうか定義します。

  • 削除: 選択したコンポーネントとその下位コンポーネントをアセンブリから削除します。

  • 全て閉じる: メインコンポーネントに含まれるすべてのコンポーネントと下位コンポーネントを折り畳みます。

  • 全て展開: メインコンポーネントに含まれるすべてのコンポーネントと下位コンポーネントを展開します。

下位コンポーネントのコンテキストメニュー

コンポーネント名を右クリックします。

  • 開く: 参照図面を開きます(BmOpen コマンドをご参照ください)。

  • コピーを開く: 挿入コンポーネントのコピーを新規図面として開きます(BmOpenCopy コマンドをご参照ください)。

  • ローカルへ切替: 外部コンポーネントを内部コンポーネントに切り替えます(BmLocalize コマンドをご参照ください)。

  • 非表示 () / 表示 (): 選択した下位コンポーネントの非表示と表示を切り替えます。

  • 表示スタイル: コンポーネントの表示スタイルをご参照ください。

  • ズーム: 選択セットを拡大表示します。

  • 全て閉じる: メインコンポーネントに含まれるすべてのコンポーネントと下位コンポーネントを折り畳みます。

  • 全て展開: メインコンポーネントに含まれるすべてのコンポーネントと下位コンポーネントを展開します。

コンポーネント パラメータのコンテキストメニュー

パラメータを右クリックします。

  • パラメータにリンク: 1つまたは複数のコンポーネント パラメータとアセンブリ パラメータ間にリンクを確立します。

  • 全て閉じる: メインコンポーネントに含まれるすべてのコンポーネントと下位コンポーネントを折り畳みます。

  • 全て展開: メインコンポーネントに含まれるすべてのコンポーネントと下位コンポーネントを展開します。

拘束のコンテキストメニュー

拘束を右クリックします。

  • 無効/有効: 選択した拘束のオンとオフを切り替えます。
    この設定に応じて、プロパティ ブリッドの有効フィールドが調整されます。

  • 反転側:  図形の相対的位置を変更することができます(選択した面に対して同一方向または反対方向に垂直なベクトル)。このオプションは、拘束が面に適用されていれば、平行一致同心円拘束に適用することができます。

  • 形状を選択: 図面で、拘束の影響を受ける幾何形状を選択します。

  • 削除: 選択した拘束を削除します。

  • 全て閉じる: メインコンポーネントに含まれるすべてのコンポーネントと下位コンポーネントを折り畳みます。

  • 全て展開: メインコンポーネントに含まれるすべてのコンポーネントと下位コンポーネントを展開します。

 

 

プロパティ

メインコンポーネントのプロパティ

メインのコンポーネント名をクリックします。

  • 名前: メインコンポーネントの名前を入力します。デフォルトでは、メインコンポーネントの名前がファイル名になります。

  • 説明: メインコンポーネントの説明を任意で入力します。

  • ファイル: 図面のパスと名前が表示されます。

  • 拡張子種類: コンポーネントをBIMコンポーネントまたは板金フィーチャーとして識別することができます。

  • 挿入: 内部コンポーネントまたは外部コンポーネントを選択します。

  • 断面可能性: コンポーネントがViewSection コマンドの影響を受けるかどうか定義します。

  • マテリアル: メインコンポーネントのマテリアルです。
    名前密度説明(任意入力)は、物理的マテリアル ダイアログボックスで定義します。
    マテリアル ノードを選択して、以下のいずれかの手順を行います。

  • 参照ボタン () をクリックして物理的マテリアル ダイアログを開き、プロジェクト内またはライブラリ内の一覧からマテリアルを選択します。
    選択したマテリアルの密度プロパティが BmMassProp コマンドによって使用されます。

  • 削除ボタン () をクリックします。マテリアル設定フィールドの表示が <継承> になります。
    コンポーネントをアセンブリに挿入すると、アセンブリのメインコンポーネントからマテリアル定義がコピーされます。

挿入コンポーネントのプロパティ

コンポーネント名をクリックします。

  • 名前: コンポーネントの名前を入力します。デフォルトでは、コンポーネントの名前がファイル名になります。

  • コンポーネント名: 元ファイルで定義されているコンポーネントの名前です。

  • 説明: 元ファイルで定義されているコンポーネントの説明です。

  • 表示: コンポーネントをアセンブリで表示するか非表示にするかを指定できます。
    表示フィールドをクリックし、下向き矢印ボタンをクリックして はい または いいえ を選択します。
    または
    表示フィールドをダブルクリックすると、コンポーネントの表示と非表示が切り替わります。

  • 断面可能性: コンポーネントが ViewSection コマンドの影響を受けるかどうか定義します。

  • 表示スタイル: コンポーネントの表示スタイルをコントロールできます。デフォルトでは、ビューポートの表示スタイルが継承されます。
    表示スタイル フィールドをクリックし、下向き矢印ボタンをクリックして一覧から表示スタイルを選択します。

  • ファイル: 参照図面のパスと名前を表示します。

  • マテリアル: コンポーネントのマテリアルを表示します。
    元ファイルでマテリアルが <継承> に設定されている場合、メインコンポーネントのマテリアルがコピーされます。
    元ファイルでマテリアルが明確に定義されている場合は、そのマテリアルが使用されます。

下位コンポーネントのプロパティ

下位コンポーネントの名前をクリックします。

  • 名前: 親コンポーネントの元ファイルで定義されているコンポーネントの名前です。

  • コンポーネント名: 元ファイルで定義されているコンポーネントの名前です。

  • 説明: 元ファイルで定義されているコンポーネントの説明です。

  • 表示: コンポーネントをアセンブリで表示するか非表示にするかを指定できます。
    表示フィールドをクリックし、下向き矢印ボタンをクリックして はい または いいえ を選択します。
    または
    表示フィールドをダブルクリックすると、コンポーネントの表示と非表示が切り替わります。

  • 断面可能性: コンポーネントがViewSection コマンドの影響を受けるかどうか定義します。

  • 表示スタイル: コンポーネントの表示スタイルをコントロールできます。デフォルトでは、ビューポートの表示スタイルが継承されます。
    表示スタイル フィールドをクリックし、下向き矢印ボタンをクリックして一覧から表示スタイルを選択します。

  • ファイル: 参照図面のパスと名前を表示します。

  • マテリアル: 下位コンポーネントのマテリアルを表示します。
    元ファイルでマテリアルが <継承> に設定されている場合、メインコンポーネントまたは親コンポーネントのマテリアルがコピーされます。
    元ファイルでマテリアルが明確に定義されている場合は、そのマテリアルが使用されます。

 

選択方法

モデル内のコンポーネントを選択する

メカニカルブラウザでコンポーネントがハイライト表示されます。

メカニカルブラウザでコンポーネントをクリックする

図面でコンポーネントがハイライト表示されます。

手順

パネルを開くまたは閉じる

パネルをドッキングさせる

ドッキング済みパネルに対して別のパネルをドッキングさせる

タブ付きパネルに別のパネルをスタッキングする

関連コマンド

3dCompare - 2つの図面ファイル間でソリッドやサーフェスの幾何学的比較を実行します。結果は新しい図面に示され、メカニカルブラウザ パネルにレポートされます。

BmDependencies - アセンブリに挿入したコンポーネント定義が含まれているすべてのファイルをコマンドウィンドウに一覧表示します。

BmExternalize - 内部コンポーネントを外部コンポーネントに切り替えます。

BmHardware - 標準ハードウェア部品をメカニカルコンポーネントとして現在の図面に挿入します。

BmLocalize - 外部コンポーネントを内部コンポーネントに切り替えます。

BmOpen - 外部メカニカル部品のソース図面を開きます。

BmOpenCopy - 挿入コンポーネントのコピーを新規図面として開きます。

BmReplace - 挿入コンポーネントを置き換えます。

BmUpdate - 外部ファイルからすべての参照コンポーネントをリロードして部品表(BOM)を更新します。

DesignTable - 一連のパラメータ値が含まれている .csv ファイルを作成またはインポートします。メカニカルブラウザとパラメトリック コンポーネントのプロパティにドロップダウンリストが追加され、デザインテーブルのパラメータ値が表示されます。

-DesignTableEdit - デザインテーブルを編集することができます。

MechanicalBrowserClose - メカニカルブラウザ・パネルを非表示にします。

-ToolPanel - プロパティバー、リボン、シートセットパネル等のツールパネルの表示をコマンドラインからコントロールします。

SmParametrize - 選択した板金部品に一貫性のある3D拘束セットを作成します。


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