AttDef [属性定義]

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ブロックの属性を定義します。

コマンドへのアクセス

コマンド入力 :  attdef

エイリアス :  at, ddattdef

メニューバー:  ツール | 属性 | 属性定義

ツールバー:  属性 |

 

: attdef

ダイアログボックスを表示:

オプションを入力し、OKをクリックします。

 

以下のステップ行い、属性定義を使用します:

  1. 属性定義コマンドを使用し、属性定義を作成します。

  2. Block コマンドを使用して、ブロックとしてシンボルと属性を組み合わせます。

  3. Insert コマンドを使用して属性を持つブロックを挿入します。

  4. AttEdit コマンドを使用して属性の値を編集し、必要に応じて、AttDisp コマンドを使用して図面の属性表示を切替えます。

  5. AttExtコマンドを使用して利用する外部データファイルに属性値を抽出します。

コマンドオプション

オプション

説明

名称

属性のタグ名を指定します; このタグ名により、BricsCADが属性を特定します。225字まで文字、数字、句読点を仕様できます。

プロンプト

ユーザープロンプトを指定します; 図面に属性が後で挿入された時、コマンドプロンプトで表示されます。このフィールドは空欄にしておくことができます; BricsCADは属性挿入の時にプロンプトとしてこのタグを仕様します。

デフォルト

既定値を指定します;図面に挿入時に属性内容の初期値として、コマンドバーに<360>このように表示されます。値を承認する場合はEnterを押します。

フィールドに挿入ボタン ()をクリックして、フィールドに属性値を適用します。 (FIELDコマンドをご参照ください。)

文字

文字スタイル

属性文字に文字スタイルを指定します;図面に定義されたスタイルの1つから選択します。(styleコマンドで文字スタイルを追加作成できます。)

位置合わせ(J)

属性文字の位置合わせを指定します。

高さ(E)

属性文字の文字高さを指定します。値を入力、またはアイコンをクリックします。

異尺度対応(A)

属性文字の異尺度対応プロパティを設定します。

高さ(E)

一時的にダイアログボックスが非表示になります。コマンドバーの表示:

文字高さを選択- 値を入力または、図面の中で2点をクリックします。

回転(R)

文字の回転角度を指定します。値を入力、またはボタンをクリックします。

回転(R)

一時的にダイアログボックスが非表示になります。コマンドバーの表示:

文字角度を選択- 角度を入力するか、図面で2点を指定します。

属性フラグ

非表示(I)

属性を隠します;属性が非表示になり、印刷もされません。(AttDispコマンドで属性の表示・非表示を切り替えることができます。)

定数(C)

既定値を使用します;値の変更はできません。

確認(V)

値を確認、修正します;誤った値の修正ができます。

プリセット(P)

コマンドバーに表示せずに属性を挿入します;挿入後、AttEditコマンドで編集することができます。

固定位置(L)

ブロック参照内の属性の位置をロックします。

ロックされていない属性は、サイズを変更することができ、グリップ編集と複数の属性を使用して、ブロックの残りの部分に対して相対的に移動することができます。

マルチテキスト(M)

単一行文字の代わりに、複数行のマルチテキストを使用します。

属性フラグのマルチテキスト フラグをチェックすると、デフォルト 項目の入力フィールドがグレーアウトし、右側に参照ボタン () が表示されます。

 

ボタンをクリックするとマルチライン文字を定義するために属性定義ダイアログボックスが一時的に非表示になります。プロンプト:

複数行属性の位置を指示: 位置を指定します。

MTEXTコマンドが起動します。

属性のデフォルトの文字を入力し、文字フォーマティングツールバーのOKボタンをクリックします。

 

座標を挿入

座標を挿入

一時的にダイアログボックスが非表示になります。コマンドバーの表示:

挿入基点を指示 -座標を入力するか、図面で2点を指定します。

X

属性の挿入基点のx座標を指定します。

Y

 y座標を指定します。

Z

z座標を指定します。

手順

属性定義

関連コマンド

-AttDef - コマンドバーで属性を定義します。

AttDisp - 属性文字の表示を切り換えます。

AttEdit - 属性値とプロパティを編集します。

-AttExt - コマンドバーを通して図面からデータファイルまで属性を書出します

AttRedef - ブロックを再定義し、関連属性を更新します。

AttSync - 指定したブロック定義の全てのブロック参照で、属性定義を同期します。

BattMan - ブロック定義の属性を管理します。

Explode - ブロックを構成図形と属性に分解します。

DataExtraction - 図形プロパティ、ブロック属性および図面情報を外部ファイルにエキスポートします。

DdAtte - ダイアログボックスでブロック属性の値を編集します。

EAttEdit - 属性値、プロパティを編集します。

Erase - 属性は属性定義となり、属性値情報は無くなります。

Field - マルチテキスト、テーブルセル、属性のフィールドを挿入します。

Insert - ブロックと属性値のプロンプトを挿入します。

-Insert - コマンドバーよりブロックと属性値のプロンプトを挿入します。

InsertAligned - Insertコマンドを繰り返して、鏡像したブロックを挿入します。

Properties - 属性値とプロパティを編集します。

RefEdit - 適所でブロックと属性を編集します。


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